子どものキモチ、優しいココロ | 今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

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幼い頃の辛い記憶&心の闇・うつ病と闘っています。
我が子たちに心配されない母になれるかな?

幼稚園の帰りに、とある落とし物を見つけた。


人通りの多い歩道。


落とし物を見つけても、みんな素通りしていく。



私の目には止まらなかったのだが、いち早く子どものひとりが見つけて拾い上げた。



「おかあさん、これ誰のかな?ケイサツに持って行く?」





・・・・1年半ほど前だろうか。


子どもたちと散歩をしていた時、歩道に携帯電話が落ちているのを見つけたことがある。



「誰のケータイ??」


「それどーするの?」



と聞く子どもたちに、


携帯電話の持ち主さんはきっと困っているから、交番に届けるんだよ・・・ということを、


子どもたちにも理解できるように説明したことを覚えている。


ちょうど目的地方向に交番があったので、私はそれを届けることにした。



交番で子どもたちは、ホンモノの制服を着た警察官、パトカーを見て緊張&喜びに浸っていた。



その日から何か落ちているものを見つけると、


「困ってるんじゃない?ケイサツに行く?」


「ケイサツに持って行った方がいいんじゃない?」


と聞くようになったのだ。


たとえ空き缶でも(笑)




この1年半で、同じ交番に落とし物を少なくても5回は届けているだろう。


時に、ハンカチだったり手袋片方だったり、腕時計だったり、まさに投函直前であろうハガキであったり。



子どもたちの目的は、パトカーと制服の警察官を見ることに変わりはない。



交番の警察官も、数名は私たちのことを覚えてくれているようだ。


「今日は何を届けに来てくれたのかな?」


話しかけられた子どもは、照れ笑いしかできなかった。


でもとても嬉しそう。



交番をあとにした子どもたちは、自慢げな表情をしてたな音譜



これからも、届けたら何かいいことがあるとかご褒美がもらえるとかそういうことではなく、人のためになる事を素直にできる子ども、優しい子どもに育ってくれたらいいな。





きこきこ