ACに陥る過程〜その4 | 今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

幼い頃の辛い記憶&心の闇・うつ病と闘っています。
我が子たちに心配されない母になれるかな?

父は典型的な内弁慶&モラハラ夫。

理論的な叱り方ならまだしも、毎回感情剥き出しでまくし立てる。

多分「諭す」という言葉は父の辞書にはないのだろう。

私が想像するに、彼は私と同じくコンプレックスの塊なんだと思う。

父が生まれ育った実家が、父にとっては家族なんだろう。

何をおいても自分の両親(私の祖父母)最優先の人だったから。



そして自信の無さを象徴するかのように、「資格マニア」である。

もちろん仕事で必要な資格が殆どで、再就職先の小さな会社では、父ほど資格を持っている人もおらず、外面のいい父はトントン拍子に出世した。

そして出世の度、新しい仕事を任される度に、気の小ささを露呈する。

眠れなくなるのである。

母から出世などの知らせを聞いても、私は一度も祝福の言葉をかけた事はない。

ただ、その只ならぬ事情は直接会話をせずとも、手に取るように分かった。

夜、大いびきと無呼吸でいびきが途切れる音が聞こえないのである。

ざまーみろ

と思った。

たくさん傷つけられたとはいえ、親なのに。

私は冷たい娘だろうか。



きこきこ