過去と向き合う前に、吐き出しておきたい事がある。
情けないと思う。
恥ずかしいと思う。
誰にも言えなかった醜い心の自分。
いつも「悲劇のヒロイン」になってた。
だから他人の幸せを素直に喜べない。
例えて言うなら
彼氏がいること。
結婚する事。
子どもが産まれること。
自分自身五体満足に生まれ育ち、人並みに学校卒業して、それなりの職業にもついた。
そして、結婚&出産。
しかも、まさかの双子を授かった。
それでも満足出来ていないない情けない自分がここにいる。
子どもの頃からコンプレックスの塊だった。
「どうせ私は…」って思ってばかりいた。
結婚してなかなか子どもに恵まれず、流産した人でさえ羨ましかった。
私なんて、妊娠すら出来ないのにって。
今思い返せば本当に身勝手で最低だな…
苦しんだ頃に2回続けて流産した。
あんな事を考えてた自分に無性に腹がたった。
それなのに、神様は私たちに双子を授けてくれた。
もう満足…だったはずなのに、双子仲間の3人目妊娠を、何故だかまたもや素直に喜べない。
どうしても、おめでとうの一言が言えなくて自己嫌悪。
赤ちゃんを見ると、素直にかわいいと思える。
でも、抱っこしてる幸せそうなママを見ると、何故か落ち込む。
これだけじゃない。
手をつないで歩いてる家族連れ。
デート中?の若いカップル。
私の同業者がイキイキ働く姿。
知人のキャリアアップ…
挙げればホントにキリがない。
世界には、満足に食べるものもなくて亡くなっていく人もたくさんいるのに。
生きたいのに生きられない人もたくさんいるのに。
私はどうしてこんなに贅沢なんだろう。
無い物ねだり。
まさにそれです。
きこきこ