またまた、父のこと・・・ | 今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

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幼い頃の辛い記憶&心の闇・うつ病と闘っています。
我が子たちに心配されない母になれるかな?

私は自分に対する父の愛情がよく分からない。


私が子どもの頃は、旅行は勿論遊んでもらった記憶さえない。


どうしても欲しいものなんかも、母にねだってこっそり買ってもらった(もしかしたら父と相談してたのかもしれないけど・・・)気がする。



私や兄には態度が冷たい父なのに、自分の兄弟やいとこの子どもたちとなると、態度が一変する。


おこづかいやおもちゃの買い与えはもちろん、父の実家の近くの川遊びをするときも、率先して連れて行っていた。


私はその後ろ姿を追いかけた。


気付いた父が、



「なんだ。お前も来たのか」



子ども心にかなり傷ついた。



私の従姉(父の兄の娘)が出産したときも、連絡を受けてすぐに駆けつけ、抱っこをして離さず猫可愛がりした。



その日、赤ちゃんに会いたくて私も付いていったけれど、空しい感情しか残らなかった。





私の結婚式の日、父はずっと泣いていた。


私には、父に対して特別な感情は浮かばなかった。


自分でも冷たい娘だなと思った。


恥ずかしさも手伝って、そしてとくに伝えるべきこともなくて、結婚式といえば恒例の、花嫁から両親への感謝の手紙とやらも書かなかった。


それどころか、父とバージンロードを2人で歩くなんて考えられなくて、そんな演出すらやめた。




私には2人の子どもがいる。


私と兄以外の子どもたちを可愛がるように、私の子どもたちにとってはきっといいおじいちゃんなのだろうと思う。


子どもと一緒に帰省する度に、地元から行ける観光地に色々連れて行ってくれる。


子どもたちと手をつないで歩き、おもちゃをねだると親の私が止めても買い与えるくらい。



「目の中に入れても痛くない」



ほど可愛いそうだ。






その姿を見て、私は不快でたまらない。


私の子どもたちを毛嫌いするわけではないから、その点では感謝しているけれど、その愛情のごくごく一部でも、私が幼い時に注いでくれることはできなかったんだろうか?


別に、モノが欲しかった訳ではない。


お金が欲しかった訳でもない。


一緒にいる時間、一緒に遊んでほしかった。


よその子が「お父さん」と遊んでいる姿が羨ましかっただけだ。



父はきっと、今でも私の気持ちなんて知らないんだと思う。


そして今更そんな愛情を注がれたとしても、うすら寒いだけだ。





私の夫は、生まれも育ちも今住んでいる街。


祖父母の家も同じ街にあった。


私と結婚が決まった時、「自分の田舎ができた」と喜んでくれた。


もし夫がいなかったら、そして子どもたちがいなかったら、私が実家に帰省する機会は今以上に少なくなっていただろう。



「子どもたちを私の両親と、高齢だけど健在の母方の祖父母に会わせたい」っていう夫の後押しがなかったら、実家に帰るのも苦痛。


だって、未だに父と話をする話題なんてないし。


2人きりでいる空間すら耐えられないし。



申し訳ないと思いながらも、父親に対するプラスの感情は浮かばない。




やっぱり私、冷たい娘だろうか。




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