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Alminum Boot Overdrive

日々の雑談、おおいに休憩あり。



最近のエリック・ジョンソンって言うことで今年のライヴ映像を
youtubeで検索し。

ジョー・サトリアーニとかが参加しているのと同じものかどうかは
分からないんですけど、エクスペリエンス・ヘンドリクスツアーって言うのにも
出ているみたいで他の人がやらないようなヘンドリクスの曲とかもカヴァー
しているようなんですけどこのエントリでは使っているギターがよく見えるような
動画を選択してみた。

もともとフェンダーからシグネイチャーモデルを出していたあたりの事情でも
分かるんですけど、最近はもともとこだわっていた50年代とか60年代のストラトを
使用せず新しめの(新品の)ギターを使用している感じで。

デヴュー以後、新しいギターではしっくりこないとかいい音が出せなかったみたいな
事を発言していたんですけど、同時にヘンドリクスの時代、多くはヘンドリクスが
使っていたギターも当時は新品だったみたいな趣旨の発言もしていたし。


チャーのイエローキャップって言う曲のyoutubeにアップされている
音源。
おすすめ動画の中から聴いてみて、最初ちょっと聴いて分かったみたいに思ったんですが、
結局聴かないかなとかも思いつつ引き込まれるように最後まで聴いていた。
(初めて聴いた曲なんですけど。)

この音源が収録されているアルバムが94年発売の『マスタング』って言うやつなんですが、
94年あたりの音源って言うことでは、ぱっと聴きグレッグ・ハウとリッチー・コッツェン
がコラボで録音したアルバムの音とかにも結構かぶっている気がします。
(チャーがグレッグ・ハウとかチェックしているとも思えないんですけど94年って言うと
なんかあのへんの雰囲気なんですよね。)

聴いてみるとやっぱりマックス・ミドルトンが曲を書いていた時期のジェフ・ベックの
曲調の中でジミ・ヘンドリックスがソロを執っているようなイメージに聴こえる。

まあ、ジェフ・ベックとヘンドリクスの曲調を同時に再現しているようなアーティスト
って居ないと思うんですけど、興味深い反面なんかちょっとおしいところが有るような
無いような。

それとマスタングっていうアルバムタイトルなんですけど、ギターのムスタングだけを
使って録音されたとか、って言うような記憶も若干は有ります。


ビデオはフェンダーの80年代当時発売されていたhm strat
って言うその当時ではモダーンな仕様だったストラトのライン。

80年代当時のカタログをたまたま当時持っていてそれに出いていた
っていうのも一応ビデオを検索した理由がそれだったりもするんですが、
あとグレッグ・ハウが当時同じものを使っていて。

同じモデルの色違いで改造が施された奴がジャケットに出ているアルバムも
あった。

で、映像のギターリストなんですがゴムバンドのミュートとか演奏スタイルも
グレッグ・ハウを模していて面白い。
(演奏が凄いし。演奏の方は感じとしてはそんなにハウに似ていないかな。
でも、上手い。)



ロシア人(?)のおじさんがオールドと新しいサンズアンプGT-2
を比較している映像。
最初あんまり面白く無いかなとかも思ったんですけど、見てみると比較
映像だけあって目盛りの位置を同じにしても音がかなり違うので割合
面白い。

サンズアンプGT-2といえば、手元に残しているサンズアンプがGT-2
で他に持っていたキャラクターシリーズのBritishは売ってしまった。
(サンズアンプは気に入っていて予備としてGT-2を買ったけど
結局GT-2のほうがより気に入ってしまい、機材整理としてはBritish
を売るっていう形になった。)


ジミ・ヘンドリックスのトリビュート系のツアー映像から
ジョー・サトリアーニとliving colorのパフォーマンスで、
曲はfoxy lady。

動画の方は夕方頃に見て少し考えていたんですけどジョー・サトリアーニ
がソロを執るのについて、同じポジションで低音側のボックスを使えば
こなせるフレージングをポジションを変えて高音弦で弾いているのを見て、
傾向として高音側のボックスだけを使う奏法かな、とか。
(b.b.kingとかもソレ系だし。)

ヘンドリックス本人がどうやって弾いていたかを考えると多分傾向的に
ヘンドリックスってひとつのポジションで弾ける場合はポジションを
変えないようなタイプかなとは思います。

で、もう一人のギターがヴァーノン・リイド。
living colorはもろリアルタイムだったし、未だに追いかけている。
(やっぱりやっていることが面白いと思うので。)


アイバニーズのチューブスクリーマーのテスト映像。

左端のがキーリーモッドで真ん中がアナログマン、右端が
ストックのチューブスクリーマーらしいです。

テストしている人はキーリーモッドがフェイバリットって言ってますけど
多分客観的にもやっぱりキーリーモッドがベストな音って言うことになり
そうな。
(どれも音が違うって言っているんですけど、まあ聞き分けられるのは
見る側としてはデフォルト的って言うか。(見たくて見ている人は分かる
と思う。))

で、多分アメリカの人だと思うんですがやっぱり文化の違いですかね。
ラック全盛期でもアメリカではふつーな人は殆どペダルを使っていたらしい。
(そんなに変わらないものを三つも持っているし。)

でもチューブスクリーマーがここまで根づいているのが凄くて、勿論
流行らせたのはスティーヴィー・レイヴォーンなんですけど彼がチューブスクリーマー
を使っていなかったら、その後ハイエンドメーカーから山のように出たts-808
とかts-9のクローンは多分影も形も無かった筈で。(?)


スラッシュのシグネチャーモデルのマーシャル、AFD100の
プロトタイプをスラッシュ本人がテストしている映像。

映像的には何の変哲もないんですけど、音を聴いたらまあ驚くって言うのが
やっぱりアンプの出音で、確かにアルバムappetite for destructionで鳴っている
マーシャルの音にやっぱり似ている。

予想としてはもともとスラッシュが使っていたモデルの回路をコンピュータ
で解析したデータとかを元に同じような音が出るようにとことんチューニング
をしたのではとか。


ガスリー・ゴヴァンって言う人のnammショーでのデモ演奏。
この人の名前はちょくちょくyoutubeを見ていると出てくるので
覚えてしまい、しっかり見てみたらやっぱり凄かった。

最初、ゴムのバンドをヘッドとナットの間にはさんでいて、弦の共鳴を
防ぐためにやっているのかなと思っていると、後半で出てくるツーハンド
タッピングのノイズ防止用のミュートだった。

ジェニファー・バトンなんかもノイズ防止用にダンパーを使っているけど、
ジェニファーの場合はタッピングなしの場面でも割合ダンパーを多用している
のに比べるとガスリーの方式のほうがフレキシブルかも知れない。

足元にG-systemとPolytuneが写っているけど映像の
説明によるとこのデモ演奏でアンプの間に繋がっているのはPolytune
だけらしい。
(つまりほぼアンプ直のデモ演奏。)

前のエントリーでホールズワースについて書いたんですけど、エフェクト
の使い方が変化したって言うのに関連して、多分ヤマハのスイッチングシステム
を使用していると思うんですけど、なんかそれが上の映像のG-system
に似ているものだったような気がすると言う。


上の動画なんですが最近のアラン・ホールズワースのライヴ映像。
(今年の6月のモノ)

ギターはディラップではなく多分古いストックのスタインバーガー。
(ピックアップはパッシヴ。)

最近の演奏ではなんかエフェクトの使い方が以前よりより明確に変化
してきている感じ。
もともとバッキングとソロのときヴォリュームペダルの踏み分けが愛甘い
だったのが、なんかよりそういう辺りがルーズに成っている。

ソロ用の音作りもより空間的なエフェクトを多用した感じに変化
している。


youtubeのおすすめ動画の中に今年のnammショーでの
セイモアダンカンのブースでの紹介映像みたいなのが有り。

冒頭左側の長髪の背の高い方の人が出ていて、それがキングズエックス
のタイ・テイバー。(ギターリスト)

後ろに写っている緑色のギターがシグネチャーモデルでピックアップが
ダンカンのP-RAILSなのだそうだ。

P-RAILSを使うとシングルコイルとハムバッカーを搭載した
ギターの効果が得られるので、ギターを持ち替える必要が無いとか言っている。
(P-RAILSのシングルコイルって言うのはP-90タイプだと
思われ。)

後半の映像の中では、最初にイングヴェイのシグネチャーピックアップ
について説明しているけど、フロント用とブリッジポジション用の違いが
あり、ワインディング、コイル、マグネットと全部違うものらしい。