比嘉 良雄さん


今も 沖縄経済界の重鎮。

本島北部本部町のご出身で1936年生まれだから

今年88歳。

かつてゴルフでエイジシューターとなられたとか。

趣味はゴルフと走ること。

元「沖縄地球を走る会」の会長。

2012年、雑誌ランナーズの「ランナーズ大賞」を受けられた。


オリオンビールの専務、副社長を歴任され、

1991(平成3)NHK沖縄放送局局長に就任された。


沖縄の受信料収納問題の解決を期待したNHKが 

地元から

しかも民間企業から人材を起用して

この問題の根本的解決を図ろうとしたのだ。


以前NHK九州番組審議会の委員もされていた比嘉良雄さんに白羽の矢をたてたようだ。


局長時代比嘉良雄さんは当時放送会館があった豊見城には滞在せず、

那覇市内にあった「営業部」の一角に局長室を作らせ、

一日のほとんどをここで過ごされ、受信料問題の解決に向けて

局長自ら先頭に立って指揮を取られた。


私の局長時代も、毎年初めに行う、営業委託職員の総決起集会に必ず姿をお見せになり、営業職員たちを督励されていた。



NHK局長を辞められた後は、沖縄セルラー電話株式会社や沖縄都市モノレールの社長として、沖縄経済界のみならず、沖縄社会のリーダーであり続けられた。 

私にとっては、NHKの先輩局長であるが、

不祥事で受信料収納がピンチに陥った時。

いつも私を助けていただいた。


比嘉良雄さんは、ゴルフについては、かつて沖縄ゴルフ協会の会長として、特に若手の育成に極めて熱心に取り組まれ、今や国内外で大活躍している、宮里美香選手を、那覇の中学生の頃からお世話され、

自らが理事長をされていた興南学園に進ませ、新たにゴルフ部を創設して彼女の、プロへの道をつけられたのは有名な話である。

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