今朝の琉球新報「金口木舌」は言う 

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カーラムチゼークー(瓦漆喰(しっくい)左官)は瓦も葺(ふ)くし、漆喰も塗る」。屋根瓦職人一筋に生きてきた首里出身の大城幸祐さん(89)は手仕事に心を込める

首里城、識名園。戦火で失われた文化財の復興に携わってきた。原点は沖縄戦にある。学童疎開から戻り、故郷の姿に胸を痛めた。「石ころしかなかった」。家々や草木は吹き飛ばされ、孤児になった学童もいた
沖縄戦で日本軍は主要部隊を首里に置いた。一日数千発の米軍の砲爆撃も、琉球石灰岩の下に掘った司令部壕には及ばなかった。第32軍の高級参謀だった八原博通氏は「洞窟内は危険絶無、絶対安全だ」と後に記した(「沖縄決戦」)

壕内で持久作戦を練り、沖縄の住民の犠牲を増やし続けた第32軍。

自分たちは安全な所に身を隠し住民はどうなってもいいという発想。

「基地があるから狙われる」。大城さんのその言葉に、工房にずらり並んだ魔よけの漆喰シーサーたちもうなずいた気がした。

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自衛隊は今陣地構築のため琉球石灰岩の掘削方法を検証しているらしい。


NHKニュース

南西諸島の防衛体制の強化が進む中、陸上自衛隊が南西諸島特有の硬い地盤、「琉球石灰岩」を掘削して陣地の構築などを行うための検証を進めていることがNHKの取材で分かりました。

沖縄や奄美など南西諸島の地盤は「琉球石灰岩」という硬質な岩でできていて、防衛省関係者によりますと、手作業での迅速な掘削が難しいことから有事の際、部隊や装備品を防護する陣地やざんごうをどのように掘るのか課題になっているということです。



戦後78年経っても

沖縄は「捨て石」なのか?


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