朝日新聞は連日「岸田官邸の実像」と題して
識者の意見を聞きながら
岸田総理とその政権の「実像」に迫ろうとしている。
今朝は「番外編」と題して、
中央大学の中北教授の分析を掲載しているが
極めて興味深い内容。
中北教授は
「岸田氏自身には『やりたいことがない』のではないか」と喝破!
現実に浮上してきた政治課題にについて決断し解決していくのが
岸田氏の政治手法だとした!
こうした政治手法から
野党からの批判を招きにくく、官僚や自民党からも不満が出にくいのがこの政権の「強み」だと言う!
そして
「岸田政権は何をやりたいのかわからない政権」で
「国民の間に熱狂的な支持ない裏返しに、
さまざまな決断も批判の対象にならない。」という。
「まあいいかな」という
「消極的な支持」に支えられた政権だと言う!
言い得て妙である。
私見だが
こういう政権は結構長続きすると思うのだが、いかが?
いずれにせよ
朝日新聞の連載は優れた記事であり、
識者の意見を借りてはいても、
ジャーナリズムとしては正しいありようだと思う。
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