昨夜夢を見た。
ある時期
NHKアナウンサーの理論的支柱であった
「佐々木敦」先輩アナの夢!
僕のかつての上司(報道担当デスク)でもあった人。!
最後のアナ室での立場は「次長」だったかなあ?
この人には多くのことを教えられ、僕を導いて頂いた。
その夢で思い出した!
1970年から1980年代
「アナウンサーの読み方」が激変したのを
皆さんは、お気づきだったでしょうか?
先頃鬼籍に入られた杉澤陽太郎元アナウンス室長と
平田悦郎元アナ室次長の対談が
NHKアナウンサーたちに大きな衝撃!
『NHKアナウンサーの「読み」はおかしくないか?』という
問題提起!
何か自然ではないイントネーションや「間」
普通の人とも役者とも違う。
多分アナウンサーは仕事柄
読み間違いをしないため、
文字を目で探りながら「読む」ため、
こうした独特の「読み」になる
という分析。
その提起を受けて
○意味の一括りは、息継ぎせず「一息」て読み下す。
○「間」は息継ぎとは関係なく意味の切れ目で適切に、論理的に。
などの目標を掲げ実践!
その後自らの「読み」はもちろん、後輩アナの指導にも
生かしていった。
こうしたテーゼは、驚いたことに
今の現役アナウンサーは全てクリアしている!
あの時の「提起と実践」はちゃんと生きてる!
あらためて
杉澤陽太郎という人物の先見に驚く!
ちなみに
民放のアナも今「綺麗な論理的な読み」になっている。
知られざる「アナウンサーの大改革」だった。
###########################################