奇妙な夢だった?

僕は生まれつきの色弱だが、

そのために就職できない、困った!

という夢。


朝目覚めてはたと思い出した!

実はこれはフラッシュバック!


1974年昭和49年の就職戦線の最中、

僕は自分の色覚異常で悩んでいた。


第一志望のNHKが

色覚異常の人は出願できないというのだ!

アナウンサー志望なのに

なんでや?


困り果てた僕は、

どなたに紹介されたのか、すっかりわすれてしまったが、

京都の有名医大の眼科の先生を訪ねて、

「色覚異常でも業務に支障はない」という

医学的見地に基づく証明書を書いてもらい、

「これでどうや!」とNHKに出願したのだ。


今朝方の奇妙な夢で、この大恩人のことを50年ぶりに思い出した!

あの先生の「一筆」がなければ、NHKには入れなかった!


間違いなくすでに鬼籍に入られたであろう、あの先生に、

万一お会いできたら、最敬礼の御礼をいうべきなのだ。

そのことを思い出すと同時に、忘れてしまった自分が情けなかった!


長い人生、40年近いNHK生活でも、さまざまな方に

「ご支援」をいただいた!

忘れては行けない大事なことなのだ!


お名前も忘れてしまった、あの先生どうされたかな?


今になって夢を見て思い出した!

こんなこともあるんだなあ??


齢71

忘れちゃいけないことを点検しなきゃ!