那覇市長選挙で、いわゆる「オール沖縄」か負け、自公候補が勝利。

このところ「オール沖縄」は負け続けている。

負けた候補者自身の問題や現職の動向もあったが、翁長元知事を支えた「オール沖縄」はいったいどうなったのだろうか⁉️


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オール沖縄とは?

自民党沖縄県連の幹事長 那覇市長(2000年~2014年)を務めた「沖縄を代表する保守政治家」の翁長雄志が、那覇市長に在任中の2012年の秋頃から「沖縄の保守が革新を包みこむ」「保革を越えた沖縄」「保守と革新を越えた沖縄」・「保革の壁を越えた沖縄県政」という意味で掲げた政治スローガン・それを掲げたグループ。

翁長知事は、オール沖縄支援で知事(2014年~2018年)を務めたが、翁長知事が死去した後はオール沖縄の保守革新バランスが左翼革新系色に傾き、沖縄保守陣営の離脱が相次いでいる。政治勢力としての「オール沖縄」は、2014年沖縄県知事選挙において辺野古移設反対派の保守政治家の翁長雄志を支援する枠組みとして具体化した。それまで沖縄では、革新勢力による革新統一は、頻繁に行われていたものの、この県知事選では、初めて革新勢力に加えて辺野古移設反対派の保守勢力も参加した共闘が組織された。以後、沖縄県内のあらゆる選挙において選挙協力・候補者調整・統一候補擁立を行っており、2015年12月には稲嶺進名護市長、市民活動家高里鈴代呉屋守將金秀グループ会長(2018年に共同代表を辞任)の3氏を共同代表とし、辺野古移設反対を掲げる約20の団体をまとめる新組織「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が発足。

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しかしその「オール沖縄」が、このところ県内選挙で負け続けている。(七連敗)

理由の一つが、金秀の総帥呉屋守將氏の離反がある。

元琉球新報論説委員長で、沖縄を代表するジャーナリストの

野里洋さんは

金秀は企業として「オール沖縄」につきあいきれなくなった。

幹部の判断やトップ呉屋守將の判断。

主力の建設業などにも影響が出てきたのだ。


2021年には

「金秀グループの呉屋守將会長は、次期衆院選で、名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」系の候補を支持・支援しない考えを明らかにした。」



また、野里氏は

「那覇市長選挙の土壇場で、現職の城間市長が知念候補支持発言

も影響した。」と語る。

(当初はオール沖縄で翁長候補支持)


野里氏は

今後の沖縄の政治情勢は極めて複雑怪奇な様相に!

と語る。


辺野古はどうなるのか?

沖縄はどうなるのか?

心配な状況である。

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