沖縄の琉球古典芸能の人間国宝 照喜名朝一先生が

9/10 亡くなられました。

90歳。


ありし日の照喜名朝一先生


沖縄古典芸能の大御所。安冨祖流絃声会会長で人間国宝。実際に会ってみると、人間国宝とは思えないほど気さくで親しみやすい人物。

その親しみやすさは、元サラリーマンと言う経歴にあると思う。昭和27年ノースウエスト航空に入る。47年那覇エアポートサービスを設立,50年エアー沖縄と合併し取締役に就任。サラリーマンのかたわら、三線の演奏活動を続けた。54年芸術祭優秀賞。平成6年安冨祖流(あふそりゅう)絃声会会長。沖縄サミット直前の2000(平成12)5月、島袋正雄と共に沖縄の芸能部門としては初の人間国宝に。

経済同友会が手配してくれた「川端局長を囲む会」(2003)以来の交遊。せっかく沖縄に来たのだから三線(沖縄三味線)でも習おうかと考えていたら、照喜名先生「土曜日に教室やってるからいらっしゃい!」と誘われたが、ついに実現せず。せっかく人間国宝に習う機会だったのにと、未だに悔やまれてならない。

もう一度お会いしたかったなあ。

大ファンだった我妻と。東京公演の時。