『二十歳の原点』と言う本をご存知でしょうか?
あるいは覚えておられますか?
高野悦子(岩波ホールの方ではありません)さんという、当時京都の立命館大の学生さんの日記を、没後お父様などが、まとめられたものです。
私と同じ、70年代に大学生活を送っていた方には忘れられない本ではないかと思います。
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高野悦子(享年20歳)
1949年、栃木県出身。立命館大学文学部史学科日本史学専攻に入学。
3年生だった1969年6月24日未明山陰本線二条駅花園駅間で上り貨物列車に飛込み死亡した。
死後、20歳の誕生日から自殺にいたるまでの内面の葛藤を綴った日記が、『二十歳の原点』というタイトルで出版され広く読まれた。
ちなみに「二十歳」は 『にじゅっさい』と読む
独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけていった一女子大生の愛と死のノート。 学園紛争の嵐の中で、自己を確立しようと格闘しながらも、理想を砕かれ、愛に破れ、予期せぬうちにキャンパスの孤独者となり、自ら生命を絶っていった痛切な魂の証言。
『独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である』(亡くなった年の1月15日(成人の日)の日記)
何故自死したのか?
一言で言えば
『生きづらさ』だったのか?
今もわからない。
亡くなったのは今から53年前の1969年6月24日
2年後、僕はこの大学に入った。
学部は違ったが2年先輩。
先輩たちから聞いた話では
文学部の全共闘系のグループに
参加していたらしい。
先輩達と彼女が亡くなった現場の踏切を見に行ったこともあったなあ。
50年以上前の話。
まもなく53年目の命日が巡ってる。
往時忙々。
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