元々、ワイヤレスイヤホンに抵抗があり、

とは言えイヤホンの紐を垂らしているのも煩わしく、

歩いている時も電車の中も基本的には何も(音楽や音声配信などを)聞いていませんでした。


まだMDだった高校〜大学時代は、MDを忘れるとソワソワするくらい「NO MUSIC,NO LIFE」でしたが…

あの頃バスでPrimaryScreamのXTRMNTRを爆音で聞きながら、それが耳に悪いとわかっていても、「そんなこと、どうでもいい」と思っていたのを鮮明に覚えています。
若く、年は取っても老いる実感が全くなかった自分。
そんな自分もいたんだなと思います。


話を戻します。

最近は、車でも何も聞かなくなりました。

ずっと、無音=無駄orつまらない、みたいな感覚があったのだと思いますが、
無音=余白を作る、と考えるとこれはこれで悪くありません。

人生も1日も小さな選択の連続と言われますが、何を聞くか?という選択が減ってスッキリした気もしています。

私はずっと情報吸収が好きで、だから余白はいらないと思っていたのですが、最近はちょっと変えてみようかなと思っています。

休むって、体を休ませたり寝たりすることだと思っていたけれど、余白を作ることもそうなのかもしれない…と、今更ながら気付いた気もしています。


ぼんやりする時間。