35過ぎてから、病や死というものがいっきに身近になりました。
私の場合は猫も含めてしまいますが、毎年のように誰かが病気になったり亡くなったり。
誰かの体調のことを常に気にしている状態。
みんなが元気で、体調のことなんか気にかけなかった時代は、私の人生ではもう終わったんじゃないかなと思います。

だけど人間、何事も慣れるもので…
この状態がもう普通というか、生きてるんだから老いるし死ぬよね、それはもう自然の流れだよね…と思うようになりました。
死は遠いものなんかじゃないし、むしろ生の一部だから、込み、っていうか。
ただ死に至る恐怖や痛みはできる限り少ない方がいい。
そこだけのような気がしています。

 

ボケ日和は、最初認知症の勉強に…と思って読みました(祖母が認知症なので)。

でも、死を分断とか、穢れとか、恐怖とか…そんなふうに扱っていないのが、でもだからと言って軽く扱ってるわけでもないのが、とてもよくて。ちょっと救われたなあと思いました。

もちろん、認知症になって亡くなるのと、その他の病気などで亡くなるのはまた全然違うとは思うのですが。

 

 

 


生きてるとほんとにいろんなことがある。

独身でいれば自分の好きにしていられると思っていたけれど、全然そんなことないって思い知らされています。