絵本です。
河合隼雄さんの本で紹介されていて
読んでみたくなりました。
ねずみの女房が、
“はっきりとはわからないけれど、私の知らない世界がある”
ことに気付き
家庭のことだったり、子育てをしながらも
“知らない世界を、知りたい”という気持ちを持ち続け
最後には……
というようなお話です。ざっくり。
ちなみに、最後に突拍子もないことは起こりません。
ねずみの女房は、あくまでずっと、ねずみの女房なんです。
でも、他のねずみから言わせると、ねずみの女房は“何か違う”ねずみなんです。
読んでて、物語の深さにびっくりし
すぐに、「誰かにあげたい!」と思いました(借りた本なのに)。
こういう本を読むと、別に死ぬ気はないけれど、「まだ読みたい、まだ死ねない」と思います。