あの頃


早く年をとりたかった。

早く年をとって

取り返しのつかないほどに年をとって

諦めきれないことを諦めたかった。


どうにかなるかもしれないことを

どうにもできない自分。


可能性は希望ではなく

プレッシャーだった。


若さが重かった。



…ふと、そんなことを思い出した。