バイト柄、キャベツをよく真っ2つに切る。
どんなバイトかはまぁ置いとくとして、
今日もキャベツを切った。
春が近づくにつれ、キャベツの芯は長く太くなる。
表を突き破って、花を咲かせるために。
でも悲しいかな、食用キャベツが花を咲かす日はまず来ない。
報われない。
でも、結果がどうであろうと、芯は咲こうとしている。
キャベツの中、たぶん白く暗いところで、ぐんぐんと。
最近、ほぼ毎日キャベツを切りながら、思う。
私もいつか真っ2つに切られることがあったなら、芯が咲こうとしている状態をさらしたいなぁ、と。