コロナの怖さ⑦ | 46歳未亡人、前を向く。

46歳未亡人、前を向く。

46歳のなっちゃんです。去年9月にコロナによって最愛の夫を亡くし、突然の未亡人になってしまいました。
辛かった日々を乗り越えて、今は娘と二人何とか前向きに頑張ってます!
そんな母娘の日常と主人の闘病生活を綴ります。




担当医から初めて電話がありました。そこで…




「今まで酸素チューブで酸素を送っていましたが、全然肺に入りません」




「全く改善がみられないので、人工呼吸器に頼ることになります」



今日の14時には人工呼吸器に入るという連絡だったのです。




まさか、全く良くなっていないなんて…
むしろ悪化している。




目の前が真っ暗になりました。




実はこの時、主人からも連絡が入っていました。






主人は、必ず良くなると信じている。





私も絶対帰って来てくれると信じなければ。





でも、でも。やっぱり不安で。





娘と二人、抱き合って泣いてしまいました。





どうしよう。このまま帰って来なかったら…






胸が押し潰されそうでした。






顔を見ることも、そばに居ることも出来ない。






何も出来ない自分に情けなさでいっぱいになるのでした。



【続く】