本を速く読めるようになって、時間を有効活用できるようになりたい。
教室で多くのお客さまからそんな声を聞きます。
以前の記事で本を速く読めるようになる為に必要な要素の一つとして、
『内容がどのように展開していくのかを予測する力を持つこと』
をご紹介しました。
一言でいえば『勘の良さ』です。
この勘の良さを磨くと、新しく本を読んだときにも展開に対する仮説をどんどん立てることが出来るので理解するスピードが上がります。
理解力を保ったまま速く読むことができるということは、時間の短縮につながり、結果として出来ることが増えますね。
『内容がどのように展開していくのかを予測する力を持つこと』
って言われると少し難しく感じるかも知れませんが、例えばこんな事があります。
連ドラを見ていると、1つのストーリーが終わると次回予告がありますね。
この次回予告の前に次のストーリーがどんなのか考えておくとかで良いんです。
なんや、そんなんやったら、今もやってるし。
って方も多いと思います。
実は僕も速読をやる前からそうだったので、当然、みんなそうやっているもんだと信じていました。
と言うか、当然すぎて考えもしなかったです。
ところが、速読の体験会でこの話をすると約半数の方が、何も考えず、ただ次回予告を見て、「へぇ~、次回はそうなんやぁ~」と思っていたと仰るんですね。
僕からすると『マジで?』
って感じでしたが、ある程度予測しながら見る人と何も考えず見る人の理解度を比べるとやっぱり違います。
では他に勘の良さを磨くにはどんな方法があるのか?
という事になるのですが、こんな方法があります。
同じ本を何度も読む経験を積むといいです。
では、どんな本を読むといいのか?
一番オススメは自分が好きな本です。
そして、小説や物語のスタイルのもの。
わかっている本を繰り返し速く読むことが勘を養うために必要なことです。
繰り返し読むことがポイントなので、そもそも【自分が繰り返し読める好きな本がオススメ】ということになります。
わかっている本を速くめくって読む。という感じですね。
そしてそのときに必ず次の展開がどうなるのかということを、思い出しながらイメージしながら読んでください。
そうすることで勘の良さはどんどん磨かれていきます。
ぜひ、好きな小説や物語を何度も読み、勘を養ってくださいね。
●自分が好きで何度も読みたくなる
●小説や物語形式
以上が、勘の良さを磨くトレーニングをする際に繰り返し読むといい本ということです。
何度も読むということは、その本の内容からも影響を受けます。
小説を読むというのはいいですが、憧れる経営者の自伝を何度も読んでみると、その考え方や判断基準を取り入れることができます。
もし何か得たい結果があれば、それにつながる物語を繰り返し読まれることをオススメします。
ふ~ん、なるほどで終わるのではなくて、ぜひ繰り返し読んでみて下さいね。