低学年の子は、頑張ってノートを書いた後に教師に見せに来ることがあります。

 

言い換えれば、子供たちが見せに行きたくなるようなノートをかかせなければなりません。

 

それがノート指導です。

 

一昨日、算数の授業が終了した後に、私は何も言っていないのに子供たちがどんどん私のところにノートを持ってきました。

 

その時の算数の授業では、「メモの仕方」を指導しました。

 

「メモ」は、書き手によってノートの内容が変わります。

 

だからその分、ノートにオリジナル性が出るので、見せに行きたくなるという現象が生じるのです。

 

宝物のノートを作らせるコツは、「オリジナル性」にあります。

 

ノートにオリジナル性がなければ、友達のノートも自分のノートもみんな同じなので、先生に見せに行こうと言う発想は生まれません。

 

自分のノートに、自分だけが考えた意見やアイディアが書いてあるからこそ、先生に見せに行きたくなるのです。

 

という事は私たちは、ノート指導するときに丁寧に板書をうつさせる、ということももちろん大事ですが、さらにノートに愛着を持たせ、自分だけのノートを作らせようとするならば、「オリジナル性」を追求することが必要となります。

 

オリジナル性を追求する上で不可欠な指導が、「メモを取る」と言う指導なのです。

 

また別の機会に・・・。

 

 

森川