ここ数年、教育の現場を盛り上げたい!と強く思って動いています。
「盛り上げる」というのは、言うまでもなく「本道で」ということです。
本道、つまりは「授業」や、「学級経営」(授業が学級経営そのものなんだけど)で盛り上がろう!
ということ。
そのために今、セミナーをしています。
おこがましいかもしれませんが、現在の教育界は「時短」や、「効率的な仕事術」、「キャッチーな言葉」が本道を歩いています。残念なことに、「品が無いなあ」というものもあります(私個人の感想です)。
「時短」も「仕事術」も当然大切なことです。しかし、やはり「本道」という部分を意識しての「時短」です。
(ちなみに私は遅くまで残っていることが良いとは思っていません)
「本道」で面白がらなきゃ、長くは続きません。
だから、セミナーを開いています。
実は危機感にも似た気持ちで開いています。
駆け出しの先生方に、「変な方向に行くと後々大変だよ」と言いたくて開いています。
「教師ってやっぱり<人>の職業だから、<誤魔化し>とか、<見せかけ>とか、<ウケがいい>とかは違うんじゃないの?」と言うために開いています。
昨日「笑顔本セミナー」が開催されましたが、先生方の笑顔、笑顔、笑顔。
開いて本当に良かった、と心から思えました。
さらに、先生方の読み切れないほどの「アンケート(ご感想)」。
本道を共に歩いている先生方の心強い言葉です。
ちょっとブログが長くなりますが、その中で見つけた一節を書きたいと思います。
「教師とは、自分という人間性が問われる職業であり、もしかして自分に一番向いていない職業かもしれないと いつも自問自答を繰り返しています。そうして20年以上が経ちましたが答えは出ぬままです。
(中略森川)
今 クラスにいる 38人の子たちのためにも、ガンバリマス…!!絶対見捨てず見守り続けます。」
真摯に実践を積まれている先生です。
誰よりも教師に向いている、というような方です。
そういう人がこのような意識で仕事をされている…。
私たちは頑張らねばなりません。
目の前の子どもたちのために。
そして、そんな子たちと接している自分を大好きになるために。
笑顔で仕事しましょう。
笑顔で教師しましょう!
不安な日々も、重い朝も、全ては今よりもちょっぴり成長した自分に出会うための「投資」です。
森川正樹
追伸
アンケート、またご紹介していきますね。
分厚い本のようです。感謝、感謝、感謝。