いつも閲覧ありがとうございます。

 

昨年3月から続けてきたこのブログですが、今回を持ちまして更新終了となります。

今回が最終回という事で、今まで書いてきたことを最終版としてまとめていきたいと思います。

 

なお、ここではバイクに触れたことのない人や何らかの障害等でバイクの教習に時間がかかりそうな人、他の教習所で挫折を経験している人などを対象としています。

それ以外の方にはあまり有用な情報はないかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

まず、二輪を受け付けている教習所がどこにあるか?という事ですが、各都道府県警が指定教習所の卒業1年以内の事故率を公表しているサイトがあります(大阪府の場合はココです)。

「○○(お住いの都道府県)県警 教習所 事故率」で検索すると出てきます。

(なお、一部には事故率を公表していない都道府県警もいます。その場合はこの項目は飛ばしてください)

 

以下のような教習所は出来る限り避けた方がいいです。

 

・事故率のサイトに名前がない教習所。

→現在二輪の教習を受け付けていない、もしくは非認可の教習所(卒業後、運転免許試験場で一発試験を受ける必要あり)。

 

・人口に比べて教習生の数が明らかに少ない教習所。

→評判が悪い、指導員の数が十分にいない等の可能性あり。

 

・事故率が異様に高い教習所(3年連続で1%を超えている等)

→指導が行き届いていない可能性あり。

 

 

そこでお目当ての教習所を見つけたら必ずGoogleマップで教習所を検索し、評価を確認してください。

☆4以上なら安心。☆3.5以上が及第点です。

→特にバイクの腕に自信がない人は確認する必要があります。詳しくは過去ブログ参照。

 

 

教習所に下見に行く場合、チェックするべきポイント

 

まずはスラロームの入り方。真っすぐ進入するか、斜めから進入するか。

あと助走距離が十分に確保されているかもチェックしてください。

→真っすぐの方がやりやすいです。あと助走距離が十分にないと、加速が不十分になる可能性があり、難易度が急激に高くなります。

 

あと指導員の指導姿勢。バイクを止めて横で丁寧に指導しているかどうか。

教習生が課題項目を走行中に拡声器や大声で指示を出したり、失敗した教習生を罵倒する指導員がいる教習所は避けた方がいいです。

→詳しくは過去ブログ参照。

 

 

お目当ての教習所が見つからなかった、もしくは複数の教習所で挫折してしまった。でも諦めきれない!という人の最終手段

 

過去ブログに記載されている年間卒業者数トップ10の教習所のうち、Googleマップの評価が☆4以上の教習所に遠征して通う。

2023年2月現在で該当する教習所は京都府に2ヵ所、大阪府に2ヶ所、東京都に1ヶ所あります。

 

遠征すれば当然交通費と宿泊代がかかります。ただ、その分絶対に免許取ろうという意識になりますし、そういう教習所なら色んな教習生を教えてますから、出来ない人を教えるノウハウも身についている指導員が多いと思われます。

むしろこれでダメなら諦めきれるのではないでしょうか。

 

 

最後に、「厳しくない教習所で卒業して本当に大丈夫なのか、事故が起こらないか」という不安についてお話します。

 

よくスパルタ系の教習所のレビューで「ゆるい教習所で卒業したら事故が増える」と力説されている方がいます。

しかし、これは本当に事実なのでしょうか。

 

まず彼らが言う「ゆるい教習所」というのはどういうものか。

確かに「事故を起こさないための最低限な事が教えられてない、身についていない」まま卒業させてしまえば、事故は増えるかもしれません。

しかし、ここで紹介している教習所は基本的に公安委員会の認可を受けて教習を行っています。

そこでは国から指定された統一した基準を元に指導を行っています。だから「クランクはやらなくていい」とか「一本橋に毎回落ちても合格」とかいう指定教習所はまず存在しません(あったら認可を取り消されます)。

 

国の基準に不安を感じている人もいるかもしれませんが、前述の事故率のサイトによると、全国の普通二輪免許の教習所卒業者の1年以内の事故率は0.53%です。要するに普通二輪免許で免許取った後1年以内に人身事故を起こす人は200人に1人くらいしかいないということです。またこの数値は年々減少傾向にあります。

指定教習所を卒業していれば、どこであっても、事故を起こさないための技術は身に付くようになってます。

教習で教わったことをしっかり理解し、十分に注意して乗れば、誰であっても人身事故を起こす可能性はそんなに高くはありません。

 

あともう一つ言うと、バイクの技術に自信がない人は実はあまり人身事故を起こしません。

 

そういう人は教習所で自分だけ失敗したり、指導員に責め立てられたり、卒業検定を落ちたりと色々と苦労して免許を取った人が多い。

もし事故を起こしたり違反行為をしたりして免許取り消しになると、その苦労をもう一度しなければならなくなります。

当然そういう目に遭いたくはないので、慎重に走るんです。

すり抜けはしない、スピードを出しすぎない、車間を十分空けるなど、安全には人一倍意識する人が多いので、あまり人身事故は起こらないという現状があります。

 

ただ、そういう人たちでも気をつけねばならないのが自損事故(転倒、立ちゴケ)です。

最近でも、女性の方を中心にバイクの納車直後に立ちゴケを連発してしまう問題がよくネットで取りざたされています。

あと、人気車種だとGB350が立ちゴケの報告がよくなされてます。

 

立ちゴケに対する対策はまずは自分の体格に合ったバイクを買うことですね。あとは適切な練習をすること。

具体的には過去ブログでも触れてますので、ご参照ください。

 

また、練習用の安いバイクを紹介している動画がありますので、お金のある人はこういうバイクで練習するのもいいかもしれません。

 

 

 

あと、バイク初心者が気を付けないといけないのは「慣れ」ですね。

どんな人でも時間が経ち、慣れてしまうと緊張感が切れてスピードを出しすぎたり、十分な注意を怠ってたりしてしまう可能性があります。

 

「初心忘るべからず」と言います。どんな時でも事故を起こす可能性を考え、無理をせず、時には休みながら、目的地を目指して下さい。

ここを見ている皆さんが無事故無違反で末永くバイクライフを楽しまれることを心から願っております。

 

 

 

これで説明は全て終わりました。

全ての内容を書き終えて、肩の荷が下りた感じです。

 

ブログを始めて以降、センシティブな内容にも触れてきましたので、賛否両論あったのかもしれませんが、意外にも批判的意見はなく、多くのいいねやコメントに支えられて、ここまでやって来ることが出来ました。

 

ブログは削除しません。これを見て役に立つ人もいるかもしれないので、このまま残しておきます。

 

今までブログを見て下さった皆さん、いいねをくれたブログ主の皆さん、あといつもコメントをくれたbyuriderさん。

本当にありがとうございました。