いつも閲覧ありがとうございます。

 

今回は全国の教習所についてです。

このブログは「二輪教習所探索」というタイトルです。

にもかかわらず、他の教習所についてあまり触れる機会がありませんでした。

 

私は住の江ドライビングスクールという教習所に通っていましたので、それ以外の教習所についてはあくまでレビューや公式サイトなどを通じた情報でしか知ることが出来ません。

とはいえ、現在多数の二輪を受け付けている教習所がかなり混雑しているという事情もあり、少しでも他の教習所の情報が知りたいという方も多くいると思われます。

今回は、そんな全国の教習所のうち、卒業生が多く、全国的に有名な教習所について解説していきたいと思います。

 

ただ、上記の理由により情報が偏っていたり、間違っている可能性があるという事をご理解の上で閲覧をお願いします(明らかに間違っているものについては指摘いただけたら修正します)。

 

 

まず、卒業者数についてですが、現在、多くの都道府県警で認可している教習所の卒業1年以内の事故率や卒業生の数を公表しています(大阪府の場合こちらです)。

それを元に、全国の教習所の普通二輪の年間卒業者数を集計してみました。その結果がこちらです。

 

1位 伏見デルタ(京都府)4442人

2位 ニュードライバー教習所(京都府)3984人

3位 カーアカデミー那須高原(栃木県)3410人

4位 ホンダレインボーモータースクール(埼玉県)1822人

5位 八戸ノ里ドライビングスクール(大阪府)1594人

6位 ロイヤルドライビングスクール 広島(広島県)1379人

7位 大阪みなとドライビングスクール(大阪府)1272人

8位 関目自動車学校(大阪府)1247人

9位 武蔵境自動車教習所(東京都)1224人

10位 ネヤガワドライビングスクール(大阪府)1218人

 

ちなみに県によっては事故率のみを公表したり、普通自動車のみの公表だったり、公表されているサイトが確認されなかった(非公表?)所も半数近く存在します(千葉県、茨城県など)。

公表が確認されている24都道府県のみのデータであることをご容赦ください。

 

人口が多い関東が上位を占めていると思いきや、1位2位は京都の教習所。また10位以内に大阪の教習所が4校あります。

 

このうち、上位3校の教習所を見ていこうと思います。

 

伏見デルタ

京都市伏見区の宇治川の近くにある二輪専門の教習所。

最寄り駅は京阪中書島駅だがかなり離れているため、スクールバスで通う人が多いと思います。

YouTubeで多くの動画が上げられるなど、全国的に有名な教習所です。

 

良い部分は宿泊コースがある事。遠方に住んでいても通う事が出来ます。教習料金も他に比べて安いという評価があります。

あと、YouTubeで卒業検定などの動画が大量に上げられているため、コースなど予習がしやすいのが利点としてあげられます。

 

逆に注意する部分としては、教習生にヤンキーが多いという評価があることです。ヤンキーが多い事は昔から有名だったようで、かつては事故率もかなり高かったようです。ただ、現在は多少改善されているのか、事故率を見る限り、令和2年に1%を僅かに上回ったものの、あとの2年は下回っており、他より少し高めというくらいに落ち着いてます。

まあ、教習所は人が多いですし、教習生同士で何かするって事もあまり多くはないので、絡まれたりしない限りは大丈夫だとは思います。

 

参考動画

 

 

 

 

 

ニュードライバー教習所

京都市南区にある教習所。こちらは普通自動車の教習もやっていて、そちらの生徒数もかなり多いようです。

最寄りはJR京都線の西大路駅か阪急京都線の西京極駅。

スクールバスが京都駅や桂駅などから出ており、大阪から通う人も4割いるそうです。

 

良い部分は予約が取りやすいという評価が結構あること。コロナ禍で全国の教習所が満杯な事が多い時期でも取りやすいという評価がありました。ちなみに予約はスマホで取ることが出来るそうです。

また、全国的にもレアな小型二輪MT免許の教習を受け付けている点も良いですね。

 

逆に注意する部分は宿泊のコースがない事です。

遠方から通う場合は関西に住む親戚にお世話になるか、ホテル、ウィークリーマンションなど高い料金をかけて通うか等、色々苦労しそうです。

あと、予約が取りやすいと言っても土日は混むようなのでそこは注意が必要です。

 

 

カーアカデミー那須高原

栃木県那須塩原市にある合宿教習所。

普通自動車の教習もありますが、生徒の大半は二輪のようです。

 

寮のような所に泊まりながらの教習で、かなり厳しい環境で知られてます。

特にコロナ禍もあって外出禁止、男女の会話禁止、検温義務や夜の点呼義務などがあり、守らないと強制退校など厳しい処分も下されるそうです。

こうなっている理由としては、教習生にヤンチャな若者が非常に多い事が原因のようですね。

 

良い部分はバイク仲間など横の繋がりが出来やすい点です。

過酷な環境下にあるため、お互いに協力して乗り切ろうという気持ちが出来るらしく、卒業後も一緒にツーリングに行ったり、LINEを交換したりと付き合いを続ける人も多いようです。

あと、厳しい環境下で生活態度を改めたいって人にはいいかもしれません。

 

注意するべき部分は、ここの事故率が異様に高いことです。

栃木県警が公表している教習所卒業後1年以内の事故率によると、この教習所は平成30年の取得者で1.36、令和1年で1.20、令和2年で1.20と3年連続で1%を上回ってます。

もちろんヤンチャな生徒が多いというのが理由でもあるんですが、それにしても多すぎますね。

 

ではどんな教習が行われているかというと、合宿の様子を撮影している動画はあるのですが、教習の様子を撮っている動画は見つかりませんでした(撮影禁止なのかもしれません)。ただ、PVを見る限り集団走みたいな感じで走るみたいですね。

 

こちらのブログによると、個別指導があまり行われない、卒業検定の判定がゆるいそうです。

恐らく、1人の指導員に対し、見ている生徒の数が多すぎて、指導が行き届いていないのかもしれません。

ここを卒業して技術に不安がある場合は、別の教習所で限定解除する、バイクスクールに通うなどの対策をした方がいいかもしれません。

 

それ以外の注意点としては教習中怒号が多く飛ぶらしいので、メンタルが弱い人は注意。あと、普通免許を持っている人は学科がないため非常に暇なようです。暇つぶし用にSwitchなどのゲーム機や読みたい本などを持参していきましょう。

 

参考動画

 

 

 

 

 

ランキングの通り、京都、大阪の教習所が半数以上を占める結果となっています。

中にはレビューが高い所もあり、別の教習所でうまく行かなかった人が免許を取れた例も結構あるようです。

 

もし、関東とか他の地域の教習所で挫折を経験した、でも諦めきれない、お金や時間はある程度かけていいって人は京都か大阪に泊りがけで遠征して、こういう教習所に通うというのも一つの手です。コンビニやお店もいっぱいありますから、生活には困らないと思いますし、余暇で観光も楽しめますよ。

 

そういう意味でこういう教習所はどうしてもうまく行かない教習生の最後の駆け込み寺みたいな役割でもありますね。

逆にここでもダメなら諦められるのではないでしょうか。

 

 

説明は以上です。

通っていない教習所の説明ということで、信用性には若干欠けるかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。