今日公開された

講談社・FRaU・「ALSと生きる」

58回目の連載です。

 

 

排便でお話しする機会があると・・・

皆嫌なもので我慢してやっているうちに慣れていったんだよ。

・・・という言葉も聞きます。

 

そうなのです、それくらいのものだと思います。

仕事の一部分として慣れていくって凄いです。

 

私は間に合わなくって漏らしたことあります。

その時も「出ちゃう!出ちゃう!」と大騒ぎ。

差し込み便器までたどり着けずに盛大に漏らしました。

当然、ウンチも下痢便で後の始末も大変なわけです。

 

介護してくれる皆さんは落胆している私を慰めながら

パンツとズボンを脱がして処理して体を拭いてくれて・・・

「ありがとう、ごめんねぇ」と感謝の気持ちしかないです。

色々な思いがたくさん交錯するのですが、

全く動けなくなっている自分の出来る事は

早めに状況を伝えるしかないのです。

 

でも、コミュニケーションが取れなくなったらどうしよう・・・

すぐに、悪い方の考えがパァーっと広がるのも事実で・・・

 

日常生活で起こる一つ一つの事に一喜一憂しながら進んでいます。

しっかりと喜怒哀楽の気持ちを持って、

出来るならば笑い飛ばしていきたいと思ってはいるのです(笑)

思っているでは無くて思ってはいる、というところが

現在の微妙なところではありますが♪(^o^)(笑)

 

「8月の声です」

「こんな感じで座らせてもらって
色々とやっています♪(^o^)」