ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患したのを公表して2年8か月余り・・・手足の進行に逆らうように一貫して静かな進行をしてくれている「呼吸機能」&「嚥下機能」・・・いわゆる「声回り」を支えている部分なのですが、必要に喉を横断するように「痰」が出るようになっています、声を出すと分かるのですが声帯の下部に引っかかるようになってきました。
自分としては「いよいよ来たか」という気持ちと「よくここまで持ってくれたな」という感じです。あっ、こんな風に書くと「いよいよ津久井教生、声が出なくなった」と心配されてしまうかもしれませんが「声が出なくなる」という事は無いのです、変な音声になるのです。これからの来るべき体験でもつづろうと思いますが、もしかしたら声帯自体への影響って少ないかもしれないのではと感じ始めています。
ただ言えるのは「痰」が絡むと「声帯が振動しにくくなる」のは事実です。声帯に唾液と共に絡んでくるのでクリアでなくなるのです。昨日は大冒険と称して、自宅でリモート録音をしたのですが、疲れてくると痰も多くなり喀痰も大変になります。たまたまこの日来ていただいていたD訪問看護ステーションのYさんの元「痰吸引器」で吸引してみました。
「わぁ~スッキリ~」
痰を取ると声も戻るのでした。
「これは重大な発見です」
声を出すことに必要なおなか周りの筋肉の衰退は確かにありますが、それ以上に声帯周りの状態が影響しているのではないかと思います。
大冒険のおかげで新たな「声」に関する発見をしました、
まだまだもがきたいと思います♪(^o^)
あっ、でもね・・・背中はバリバリでぇ~す、湿布薬貼ってまぁ~す♪(^o^)(笑)
我が家の痰吸引器です。
これまでの私のALSとの生活をつづっています♪(^o^)
そして、ユーチューブ津久井教生チャンネルでの
今の声です、聞いてください♪(^o^)
25年前の声も聴けます♪(^o^)