いくら他人を完コピしようとしても絶対違いが出てくる、それこそが「自分」。
…というような意味のことを、2日ほど前にテレビで仰っていた。

この方が。





柿沼康二氏:NHK大河の題字を手掛けたり、主要な書道の賞をいくつも手にしておられ、今でも毎日300枚、何時間も弘法大師の書を手本に練習なさっている。


正確には、

『手本を本気で真似よう真似ようとして、どんどん個性をなくしていって、それでも出てしまうのが自分の個性』だった。



なるほど。そういうことであったか、個性。

ただ奇をてらうだけでは育たないどころか見つけることもできないのね。
守・破・離とはよく言ったもんだわ。