先日関東にお住いの方の記事を覗かせてもらいました。

 

そこには関東で売っている美味しそうな水無月が紹介されていて、、、

私、先月京都へ帰ったのに、うかつにも水無月を食べ損ねてしまったんです!

今住まいしている県では探しても近くで売ってないんですよ(´;ω;`)

近畿では京都以外でも食べるのでしょうか?

大阪でも百貨店では売っていますが娘が住まいしている辺りでは見た事がないそうです。
 

 

「水無月」

昔は夏越の大祓に小麦で作ったお餅を食べる風習があったそうで、それに小豆が加わり水無月に変わって行ったと言われています。

これを食べて夏の暑さを乗り越えて残りの半年を無事に過ごしましょう、と厄払いの意味も込められたお菓子です。

6月の京都では、某老舗の有名和菓子屋さんだけでなく、近所のスーパーにも、

いたるところに水無月は並びます。

京都に住んでいた事にはそうでもありませんでしたが、離れてからは無性に食べたくなるお菓子です(^^♪

 

京都は初夏に鮎や鱧が並びますし、6月には水無月、7月1から祇園祭がはじまり、お盆には送り火と続きます。

子どもの頃ははお惣菜やさんで買った鱧の蒲焼をお八つ代わりによく食べました。(昔は安かったんですよ)

祇園祭りは7月から中京下京を中心に一気に街が祇園ムードに盛り上がり、京都を離れていても祇園さんのお話は心躍ります。

 

最近は何かと季節感が薄らいでいると言いますが、

記憶が呼応するのか、心と身体は意外と季節の深みを覚えているものやなあと、しみじみ思います。

季節の深みってゆうても、お菓子とお祭りばかりですけどね( ̄▽ ̄;)