3月下旬にも1泊2日の日程で、敬宮内親王殿下が伊勢神宮と神武天皇陵を参拝される方向で検討が進められています。

学習院大学の卒業式が3月20日、おそらく平日の25日から29日の間で日程が組まれるのだろうと思います。

愛子さまの参拝は今回で2回目。将来、天皇に即位されると女性天皇としての参拝は持統天皇に次ぐ二例目となる。

 

日本の建築様式に使われる柱は腐食しやすい木材を使用しているので一定期間ごとに建て替えを必要とする寺院が多いですが、

伊勢神宮は短い20年という期間で、最大のお祭りである式年遷宮が執り行われ建て替えが行われます。

このお祭りによる建て替えで伊勢は土台石を置かない掘立柱を継承しているそうですが、日本建築のほとんどが礎石式を継承しているなか、掘立柱、そして20年という期間での建て替えのこだわりは何を表しているのでしょうか?

 

 

このこだわりに思想的なものがあるのかどうかは不勉強で分かりませんが、

新生を繰り返す「生きた神殿」を持つ伊勢神宮と大嘗祭を見ると思想的な物が見事に一致する、日本の永遠感を体現しているものだとしか思えないのです。

これは再生ではなく連続、「新生の連続」といえるようだと、私が師と仰ぐ方から教わりました。

私は、天皇とは、天照からの血統の継承と祭祀の連続性だと何度も書いてきました。

三種の神器は国民ではなく皇太子である皇族が即位時に継承するもの、したがって国民が天皇・継承権を持つ皇族になれるはずもなく、祭祀の連続性もありません。

この「かたち」を日本が継承していくのであれば男系に拘ることは無理があり、それこそ、皇室の伝統に背くものではないでしょうか?

ましてや男系を固執するための非道な行為は、皇室の「かたち」を破壊すると言えるのではないかと思います。

 

今、この時期、敬宮内親王殿下の伊勢神宮参拝は女系容認を望む私たちの背中を大きく押してくれるものだと感じました。

 

ぶっちゃけ(古い?(^^;)、天照も応援しているよって思えます(^^♪