昨日は建国記念日でした。

この日、宮中では天皇陛下が行われる「三殿御拝」という祭祀があるのを御存じでしようか?

この祭祀はもともとは明治7年以来「紀元節」と呼ばれる祝日でした。

終戦後、一旦は平日になりながらも祝日法が改正された後、「建国記念日」の祝日として復活。

この建国記念の祝日については様々な意見や反対・賛同があり昨日も駅前で街宣車が街中を騒がせていました、

もちろん、神武天皇論はそのまま史実として見る事は出来ないし日本書紀をうのみにすることに抵抗を覚える人も多くいるでしょう。だけど、この2月11日には古の日本の源流を見る事も出来るのではないかとも思います。

宮中では陛下が粛々と源流となる祭祀を行われている事は日本の由来を偲んで未来につなぐことではないでしょうか?

 

この由来とは、古より日本国土を脅かし続けた災害と、神武天皇による日本を武力で「平定」したという、日本人による戦いによって日本が設立したという由来。

この由来をどのように偲ぶかによって建国記念の意味が全く違ってくるのではないかと思います。

いずれにしても、今はネトウヨがはしゃぐ日となってしまい、完全に何の意味もない祝日となるのもそう遠い事ではないのかもしれません。