(記者)
 

皇室の高齢化や皇族の減少についての受け止めをお聞かせください。

 

秋篠宮さま
 

「これは言い方があまり適当ではないかもしれませんけれども、生物(せいぶつ)である以上、年を取っていくのは、これは必然的なことです。また、寿命といいますか、生きている時間というのも、これも限りがあるというのは、当然のことなわけですね。ということは、次の世代がいなければ当然のことですけれども高齢化し、また、人員が少なくなってきます。

また、もちろん結婚して離れる、今のシステムで言えば結婚して離れるまた、もちろん結婚して離れる、今のシステムで言えば結婚して離れるということもありますから、これは受け止めというか、必然的なことではないかと私は思っています。

 

 

皇室の具体的な制度については、天皇陛下をはじめ皇族方はお気持ちを表明できない制約があります。

御自身のお考えを述べることが出来ない制度はあまりにも理不尽、せめて皇室の将来の在り方である皇位継承についてだけ天皇陛下と秋篠宮皇嗣殿下ご自身のお考えをそのまま表明できないものかと、もどかしくて仕方がない。

私は天皇陛下・皇族方は皆さまそれぞれのお立場から考え抜かれたご発言をなさってると思います。

 

一方で、今回のこのご発言は皇室の終焉を物語る、このままではそうならざるを得ないというお気持ちの表れの様に感じました。あくまでも私の受け取り方です。

皇室の将来は国民の自覚に委ねざるしかないのですが、肝心の国民がこの有様ですし、

一部の男系固執の声があまりにも大きく、このまま議論がおざなりになっていく可能性が高い事に、

殿下は失望なさっておられるのではないかと思う。