本当にお忙しいでしょうし皇太子時代からの大変な地方ご公務の中、

何十年も前のほんの一瞬の国民との交流を覚えていらっしゃる。

笑われるかもしれませんが、こうした陛下のお話を拝見すると泣いてしまいそうになります。

雲の上のかたが私たちの近くに来てくださって、ちゃんと国民を見ていらっしゃる、覚えて下さってる。

それは本当に嬉しく心強い事だと思います。

そんなことは覚えていても何もならないという人もいるでしょう。

それでも、私は陛下が見ていて下さりお心を寄せて下さることに勇気や感謝の気持ちを覚えるのです。

 

こういった事は政治家に求める事ではありませんが日本の政治家はあまりにも国民を見ていません。

陛下と同じことをしろとは言いませんがもう少し国民を見てくれれば頓珍漢な政治が少しはましになるのではないでしょうか?

 

上皇陛下は平成最後の歌会始で阪神淡路大震災で亡くなったはるかちゃんのひまわりを詠んで下さいました。

国民の悲しみの記憶にまで寄り添って下さる皇室の方々には感謝しかありません。

 

 

金沢市の石川県立音楽堂では、適応障害になって会社を退職し、療養中に立ち寄った土産店で九谷焼と出会った高林真穂さん(26)が手がけた陶磁器を鑑賞し、天皇陛下は「九谷焼とのいい出会いがあったんですね」。適応障害で長期療養中の皇后さまは「大変な時期があったんですね」「大変な中でも新しい世界に飛び込んだんですね」という趣旨の話をしたという。

 両陛下は、特別支援学校の生徒によるミニ和傘づくりのワークショップも鑑賞。鑑賞後、陛下は「すばらしい作品ですね。どうもありがとう」、皇后さまは「楽しませて頂きました」「展示されるのが楽しみですね」などと話していた。

 県立図書館では、県内の高校生らによる文学朗読劇の練習を鑑賞。皇后さまは、参加した生徒に「とても感情を上手に表現されて」と感心した様子で話し、陛下は「よく伝わってきました」とねぎらっていた。

 さらに皇后さまが「伝えるためにどんなことを頑張りましたか」と尋ねると高校生は「聞いている人に届けるために、声をのばして頑張りました」と答えたという。陛下は「朗読と朗読劇はどう違いますか」などと尋ねていた。

 同館を離れる際には、集まった住民らに近寄り、予定にないお声がけをする場面も。陛下は、着物関係の仕事をしている男性らに「写真を持ってきたんです」と切り出し、自身が高校生の時に石川県で加賀友禅の絵付けを見たことを説明。上着の内ポケットから束になった写真を取りだし、1枚の絵付けの写真を見せながら「素晴らしいです。これ、絵付けをやっている所。見せて頂いた所です。よかったなあと思って」と話した。(多田晃子)