今年4月に行われる 「立皇嗣の礼」 の式次第の概要が発表されました。

国事行為としての概要が以下の通りです。

秋篠宮さまが「皇嗣」になられたことを宣言する「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」は、4月19日の午前11時から15分程度、皇居・宮殿「松の間」で行われ、天皇皇后両陛下や秋篠宮妃の紀子さまも儀式に臨まれるほか、三権の長や各国の大使など320人程度が参列する予定です。
続いて、同じく「松の間」で、午後4時半からおよそ30分間、「朝見の儀」が行われ、「立皇嗣宣明の儀」のあと、天皇皇后両陛下が秋篠宮さまと初めて会い「謝恩の辞」を受けられます。
また、祝宴にあたる「宮中饗宴の儀」が、4月21日の午後2時から宮殿の「豊明殿」で、午後4時から宮殿の「春秋の間」で、いずれも、およそ30分間、立食形式で行われ、700人余りが出席する予定です。

形式はいずれも簡素化されるそうです、それはともかくとして

 

国事行為の儀式を終えられて正式に皇嗣となられても、秋篠宮様は皇太子(弟)のお立場ではありません。

令和になってからの宮中三殿での祭祀、秋篠宮様は他の皇族方と同じく宮中三殿外の幄舎にて、モーニングコートで御参列、階下からの拝礼。

皇太子のご身分であれば古式に則った装束を御召しになり殿内にて拝礼なさるところです。

 

皇嗣としての儀式を終えられても、令和の時代は皇太子(弟)は不在という現実。

皇太子(弟)ではない皇嗣を宣言する儀式はまか不思議な儀式に見えてしまいます。