長野へ戻っていた弟・九吾が、正式に東京の大庭家に住むことになった。

 

父・五郎(高橋克実)からの突然の知らせを、七苗、六月(木南晴夏)、八海(畑芽育)は受け入れ、

 

九吾の引っ越し準備と母親の墓参りを兼ねて、一同で長野へ行くことになる。

 

長野の家にたどり着き荷物の片付けを進めるものの、3姉妹はいまだに

 

よそよそしい九吾との距離を埋められないでいた。

 

そして第7話の終盤、東京の戻ってきた一同は、九吾の荷解きをし始める。

 

七苗は、好きだった野球をあきらめ、通信制の高校で勉強を続けている九吾に

 

「本当は野球やりたい? 学校も教室行って授業受けたいんじゃないの?」と聞きつつ

 

「遠慮はなし。ほんとのこと言って。私たち家族でしょ?」と優しく語りかける。

 

これに九吾は、全日制の高校に通いたいことや部活をやりたいこと、

 

そして友だちを作りたいという気持ちを打ち明ける。九吾の思いを聞いた八海は

 

「だったら、やりな。それ全部」と背中を押す。すると九吾は八海を「はつ姉」と呼び、

 

続けて「なな姉…むつ姉…」と名前を呼び「これからよろしくお願いします」と深々と頭を下げるのだった。

 

九吾を演じる彼は、「からかい上手の高木さん」にも出演している

 

在校生で不登校の 町田くんという影のある絵のうまい生徒を

 

演じることで 「にしかた先生」の素朴さや誠実さも表現されている

 

ところでこのドラマ どこへ行ってしまうのだろう

 

川口春奈さんを、どう生かしていくのか

 

二十九才というびみょうな 危うい年齢の苦悩だけなのか

 

しっかりものの次女を演じることで 背負ってしまうだけなのか

 

会社を辞めて 風呂屋を新しく作り直して

 

松下洸平さんとの間は どうなってしまうのだろう

 

今期 だいはんらんしている記憶喪失の行方も

 

そろそろ明らかにして欲しいところだ 少々筋が間延びしている