太陽が作った花火を見せると約束したその日、やっと約束を果たすことができるのは

 

雨の視力がなくなる当日だった。その運命の桜まつり当日。雨は、望田司(白洲迅)に頼み、

 

母・霞美(真飛聖)が入院している病院まで車を出してもらう。すると、霞美は雨がつえをついていることに

 

驚く。そして雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。

 

母に、虐待されていたことを許し、その後、雨は司と共に、花火大会の会場へと向かう。

 

花火大会の会場では、太陽たちが打ち上げの準備を進めていたが、次第に分厚い雲が広がり、荒天となる。

 

太陽は強風の中、会場のテントを固定しようとするがテントや備品が倒れて下敷きとなり病院に運ばれてしまう。

 

  太陽は病院で目を覚ますと、雨に電話して「10年前の約束をかなえよう」と話す。豪雨で花火大会の

 

中止が予想される中、太陽は病院で日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)に「この雨、何とかできませんか」と

 

頼み込む。すると千秋は太陽に自分の正体を明かしてしまう。そこで、千晶は自分が消えてしまうことと引き替えに

 

天気を晴れにする。そして、雨は、不自由な体で、会場に向かったが、偶然の転倒で、

 

ぎりぎり間に合わないで、太陽の花火が見られなかったのに、「見られた」と、

 

最高の笑顔で嘘をつく。今回はつらいことが多く、切ない回だった。

 

 視力をを失った永野芽郁さんの演技は、迫真で、笑顔が苦しかった。

 

『見てもらえてうれしい』とうそをつく太陽も全てが優しいうそで

 

来週はどうやって終わるのか、相手を思い自分を犠牲にする二人に、

 

どうか幸せがやってくるように願う。