今週のドラマは、ムロツヨシによる講談で始まった。
主題歌をはじめ、たくさんの昔の番組に対するオマージュでできている。
ある日突然30ねんつかえた女優の、吉瀬美智子さんからお払い箱にされた、
でも、天野杏という若くてかなり癖のある弁護士のパラリーガルとして拾われる
事務所の代表をしていると打算はいつも個性的な面々をうまく配置してくれる
昨夜は、以前仕えた吉瀬美智子さんの絡んだドラマを、
モデルになっている女性が差し止めて欲しいという事件だった
途中でムロツヨシさんは、天野杏から離れてしまうのだがちゃんと戻ってくる流れに周りがしてくれる
そしてムロツヨシが居れば若き弁護士に戻ることが若き弁護士に戻ることができた
さて、杏には宿敵の存在がいることにも触れておかねば。
父の法律事務所を継いで、剛腕をふるっているのが、杏の異母姉の天野さくら。
演じるのは江口のりこだ。無表情かつ言葉少なめの強烈なヒールとして君臨。
部下の弁護士たち(大倉孝二、菅野莉央)がことごとく杏に負け続けていることもあって
、苛立ちはマックス。傍若無人な杏が異母姉の前では怯えているのか押し黙ってしまう。
この姉妹関係は今後きっと嵐がやってくるだろう。 また、蔵前にはマネージャー時代の同僚・安藤がいる。
悩みも愚痴も相談も、何でも話せるソウルメイトを安達祐実が好演。歯に衣着せず辛辣、
叱咤激励のちょうどよい湿度、男女間の友情ここにあり、といった感じだ。
サシで会って飲み屋でくだをまくだけで、ヒントも癒しもくれる存在。
こういう女友達がいる男性はたぶん仕事もできるし、頭が柔らかくなるだろうなと。
ということで、「あの人のそばに安達祐実がいたらいいのに」とも思わせる。
人のために尽くすことの大変さと喜びを教えてくれる
ひたすらムロツヨシのすごさが分かる このドラマはおもしろい。