このダービーは、フジテレビの三宅正治アナの
「河内の夢か!豊の意地か!どっちだー!」
という名実況と共に強く記憶されているレースです。
リアルタイムで見ていましたねぇ…。
当時すでにベテランの名ジョッキーだった河内洋騎手(現調教師)が念願のダービー勝利。最後の直線のエアシャカールとの叩き合いは壮絶なデットヒートで、河内騎手の執念を感じた名レースでした。名手をもってしてもダービージョッキーの称号を得ることはとてつもなく難しいことだったというわけで、柴田政人騎手とウイニングチケットと共に、語り継がれる話かなと思います。
あれから23年、河内調教師にとって天国へ駆けていったアグネスワールドへの感謝は尽きることがないでしょう…。そんなことを思わせるコメントでした。
馬も人も旅立つときはいつも寂しいものです。新しいスターが出てきて移り変わるもの…積み重ねる歴史にロマンが溢れます。