猫さんの五輪、幻に…国際陸連が出場認めず
昨年秋にカンボジア国籍を取得し、ロンドン五輪男子マラソンの同国代表に選ばれたお笑い芸人の猫ひろし(本名・滝崎邦明)さん(34)について、国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないとして、五輪出場を認めない判断を下したことが分かった。
国際陸連の広報担当者が8日、読売新聞の取材に明らかにした。
過去に国際大会へ出場経験がない選手でも、国籍変更後1年間は国際大会に出場できないとの規則が今年から導入され、猫さんはこれに抵触していた。カンボジア陸連は特例措置を求めたが、国際陸連は「特別な理由は見いだせない」(広報担当者)として却下した。
猫さんは今年2月の別府大分毎日マラソンで自己ベストの2時間30分26秒をマークするなどの成績が認められ、3月にカンボジア代表に選ばれていた。
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/track/marathon/1/20120508-OYT1T01624.htm
どう考えても当然の話ですよねという感想しかありません。
競技を続ける上で何らかの事情により他国に移らなければならないことはあるでしょう。
彼の地で代表となるためにはやはり、その土地で生活しているという実態が必要ですし、
その土地で生活するということは、彼の地に多少なりとも馴染むわけですから、
そうなって然るべきじゃないでしょうか。国籍が変わっただけでは足りません。
この猫ひろしという三流芸人は、オリンピックに出たい、だけど日本国内では出られるレベルじゃない
じゃあ、レベルの低い国…今回はカンボジアだったわけですが、そこの国籍を取って
代表になろうというスポーツマンシップとは何ぞやと言わざる得ない短絡的な発想なんですよ。
そもそも、この男の発言は
「定住はしない。レースの時だけ帰る」
「出稼ぎ外国人みたいな感じですね。」
「本番では最高のギャグを見せる。」
「スタートとゴールで、ギャグをやるので見てください」
「五輪が終わったら日本で仕事する。オリンピック芸人として活動する。」
というもの。
カンボジアの人や一生懸命に競技に打ち込んでいる人たちをバカにしていると言うか、
なめているとしか言いようがないですよね。
近年まれに見る大きな日本の恥ではないですか。
カンボジアのひたちにはどれだけお詫びをしても足りないくらいです。
結果的に出られないことになったのは不幸中の幸いですが、今後はこの三流芸人に対する
圧力を強めるべきじゃないでしょうか。少なくとも再度日本国籍を申請した場合は拒否していただきたい。