帯広で食育授業を行ったスーパーの近くにビート資料館があったので、帰りに立ち寄りました。

ビートとは、別名「てん菜」や「砂糖大根」と呼ばれる作物です。
日本では、北海道でのみ栽培されています。

根の部分にたくさんの糖分をたくわえ、ビート糖が作られます。
資料館には、工場の模型や歴史、製造工程などが展示されていました。


北海道でビート糖業が始まったのは、明治4年の事だそうです。
その後、紆余曲折あり、現在では北海道を代表する産業の1つとなっています。

ビート糖業の発展には、農機具や交通網の発展が寄与したという事で農機具の展示もありました。

その他、砂糖の種類やウソホントなども紹介されていました。
ちなみに砂糖が白いのは光の乱反射によって白く見えているので自然のままの色なのです。
館長さんがとっても丁寧に説明してくれて、見応えたっぷりの資料館でした。

ビート資料館の隣にある麦音というパン屋さんでは、ビート糖が使われているそうです。
帯広を代表する大人気のパン屋さんだそうですよ。
帯広へ行かれた際は、ゼヒ行ってみてくださいね。