こんにちは

いつもお世話になります

ヒデ坊です

 

【ヒデ坊/Vol.90】 旧車 諸々 の号にてKPGC10について触れましたが、

その続きを投稿致します。

 

上記号では購入経緯について触れましたが、

今回は購入後おこなった整備について記したいと…

 

↓10代後半に住んでいた自宅周辺道路

 

上の画像は購入間もない頃のもの

【ヒデ坊/Vol.90】 旧車 諸々 で紹介した通り、全塗装を行う際に、

各パーツを購入し全塗装を行いました。

上の画像はフロントフェンダーが叩き出されていますので

購入直後のものであると…

全塗装後は完全ノーマル。

 

そして今回はGTRのクラッチオーバーホールについて投稿したいと思います。

全塗装前か、塗装後か覚えておりませんが、

半クラが使えるペダル距離が少なく、また、繋がった際ので出しが、

幾分悪く感じ兄にオーバーホールの時期が近い事を説明すると

交換パーツを抜粋してくれと依頼された。

エンジン始動中、クラッチを切ったり、繋いだりしても

B/Gから異音はしないが、折角なので

カバー、ディスク、レリーズベアリング、レリーズフォークがあれば

事が済む事を伝えディーラーに手配し数日後手元に届く。

 

作業場所は上の画像の道路上。

ジャッキアップ後のウマは親父に寸法を伝え作成した4個を使う。

このウマは自分のTA22MQXRのマフラー交換、ショック交換でも活躍した優れもの。

 

そして休日に作業を行ったのだが、作業当日、私は高熱を出しヘロヘロ状態 ゲロー

全く力入らず目眩までする始末。

改めて別の日に作業をしようと兄に持ち掛けるがこの日を心待ちにしていた兄はその案を却下した ガーン ガーン

 

仕方なく気合を入れ作業に取り掛かる。

 

以下作業内容

手が汚れる前に室内のパーツ取り外しに掛かる。

コンソールやらシフトレバーを抜きに掛かる。

この車、KS製(関東精機)の機械式油圧計がコンソールに取り付けてある。

機械式につきオイルの通った細い配管をつぶさぬ様気を遣う。

室内を終えたら、バッテリーのマイナス端子を外す。

 

本来端子は一番先に行う作業なのだが、

汚れた手で室内を汚したくなかったからここだけ順番が逆。

そして、上(エンジンルーム内)から取り外せるドッキングボルトを外す。

この時、1本だけ手で緩めることが出来る程度に締め付け取り付けておく。

取付けておく理由は、下からの作業時に誤ってミッションが抜け落下させない為。

 

ここからジャッキアップしウマを掛け下回りの作業に移る。

プロペラシャフトを外すのだが、ミッション後端からオイルが漏れ出すので

プロペラシャフトは抜き取らずに置いておく。

 

セルを外し、上にあるドッキングボルト以外を外し、

ミッションメンバも外しエンジンを含め斜めに下げミッションを外す準備をしつつ、

兄には斜めに下がった際に油圧計の配管に負荷が掛からないかチェックしてもらう。

問題なければメンバを完全に下げる。

ここでエビ反りになりミッションを腹で支えつつ、

残った1本のボルトを外しミッションを下ろす。

 

プロペラシャフトを差し込んだまま、車の下から出しハウジング内を掃除させる。

ここまで、何も作業を手伝ってこなかったので掃除くらい兄にやらせる。

その間にフライホイールに廻り留めを付け、カバー、ディスクを外す。

フライホイールのディスクの接触面を掃除すると

何やらフライホイールが鋳物でないことに気付く。

試しに指の爪で弾くと ❝カーン❞ と、硬質な音。

私のTA22MQXRに取り付けた戸田レーシング製 3.8Kgのクロモリ製と同じような音。

❝ゲッ❞ S20ってノーマルにこんな高価なパーツを使っているんだ!と感心したことを覚えている。

 

そして、そして体調の方だが、ミッションが下りたことで安心し完全にグロッキー ゲロー

まだ、作業全体の半分を終了していないというのに…チーン

ここでしばし休憩。

 

休憩後、手配パーツを交換。

レリーズフォークの支点部にグリスを塗布したり

ディスク、カバーの芯だしとボルトで固定。

そして、今回ヘロヘロ状態での一番の難関、ミッション取付け。

体調万全であればミッションを腹に乗せブリッジをし取付ける ムキー のだが、

一人でブリッジする気力も体力も無し チーン

兄も車の下に潜らせミッション後端に差し込んでいるプロペラシャフトを

抜かないよう気を付けてもらいミッション後端を兄に持ち上げさせ

前方を私が持ち上げドッキングに成功させる。

ドッキングが外れぬ様、上部に1本ボルトを素早くねじ込んで一先ずホッとする。

後は逆の手順でメンバを取付け、ハウジング外周のドッキングボルトの取り付け。

 

ペラシャフトの取り付け。

(ボルト+ナットで固定するものはボルトの頭を車の前方に向け使用する)

下回りで確認できるヶ所の固定を再度確認しクラッチの遊び調整後ジャッキダウン。

 

ここで、一度手を洗い室内パーツの取り付けをおこない

バッテリー端子を取付け作業終了びっくりマーク ニヒヒ

 

後は試運転をし問題がない事を確認。

クラッチオーバーホールが完了した。

 

それにしても体調絶不調の中、よくも作業をさせたと感心した。

さすが、【ヒデ坊/Vol.99】 #ゾッとする〇〇 の中で

キリが指を貫通した姿をみても動揺せず、❝すげーな❞ と、言い放った兄だ!

 

私が色々と面倒を見た車であったが、私に何一つ相談することなく

売ってしまったことは今も恨んでいる ムキー

 

今、所有したい車一番かもしれないな~。

残念!泣チーン