こんにちは
いつもお世話になります
ヒデ坊です
Part.9へ行く前に寄り道(箸休め)をさせて頂きたく宜しくお願いします。
今までのブログでご説明した通り綺麗な川で渓流釣り、
砂金取りをして楽しむのが大好きです。
楽しむ上での必需品はウエダー(胴長靴)です。
ウエダーは釣り具メーカーから多種販売されていますが、
砂金取りでシマノやらダイワのロゴの入ったウエダーを履いていては
メーカーに失礼です。
ということで上〇屋ブランドのウエダーを使用しています。
ご存じない方の為に
ウエダーの靴底にはコケの生えた水中の岩に足をかけても滑らぬ様、
フエルトが張られているのですが、
長靴の底はゴムというよりプラスティックの様な素材です。
そのような素材にフエルト(繊維)をボンド付けしているので
水中を歩けば簡単に剥がれ水に流され紛失してしまいます。
何足か購入しすべて同じ道をたどりました。
一度、保証で修理をして頂きましたが同様でした。
ウエダーの底材であるゴム?プラ?には同じようなゴム材を使用しないと
貼り付けできないと判断し自分で修理することにしました。
イメージはフエルトとゴムをボンドで接着後、
丈夫な糸で縫い合わせをし、縫い合わせたゴム側をウエダーの
底にボンド付けするというもの。
◆用意するもの
①.ゴム板(3ミリ厚)
②.フエルト
③.ボンド
④.麻糸
⑤.太く丈夫な針
⑥キリ(3ミリ程の径)
⑦.彫刻刀
①.ホームセンターなどでゴム板を購入し靴底2枚分を採取する。
ゴムはカール癖がついているので靴底に密着しやすい位置関係を
考え左右用に切り揃える。
②.フエルトは上州屋(釣具屋)で購入し①でカットした靴底のゴムと
同じ大きさでカットする。(カッター使用)
③.ボンドで①と②を貼り合わせ重しで圧をかけ2日ほど寝かす。
④.貼り合わされた③の縁から10ミリ程内側の外周にキリを使用し
15ミリ間隔ほどで穴を開ける。
⑤.穴を開けたゴム材の穴と穴の間を彫刻刀で溝を掘る。
※縫い合わせる麻糸がゴム材から飛び出す(浮いてしまう)と
ウエダーとゴム材がしっかり張り合わせできない。
⑥.麻糸で縫う。
⑦.ウエダー底面とゴム材を脱脂し乾かした後、ボンドで張り合わせ
重しで二日ほど圧をかける。
この時、隙間が出来ないよう重しの圧の掛け方を注意する。
⑧.ボンドが完全に硬化したら貼り合わせた外周をボンドで補強する。
完成!
【ヒデ坊/Vol.23】Part.4 2019年夏休み 北海道旅行 の文中に
カムイコタン公園で砂金取りの事を記載しましたが、
最後はその地で剥がれていたものを帰宅後、修理したものになります。
ですので、修理後3年ほど経過しているわけですが、
修理後、まだ試し履きをしていません…
でも手応えはあります。
たぶん、しっかりくっ付いています。
同じ経験をされた方は、手間はかかりますが一度お試しあれ。
途中で投げ出さなければ良い結果が待っていること請け合いです。
また、機会がありましたら試し履きをして結果のご報告をさせて頂きます。
では、また!!
最後までお付き合いありがとうございました。