遠藤周作
影に対して
2020年に長崎市遠藤周作文学館で発見された未発表作品。
表紙のハマスホイの絵、
とても美しい。
両親が穏やかでないと、一生心に暗い影を持って生きていくことになる。
山田詠美
私のことだま漂流記
黒田征太郎の素敵なイラスト表紙。
同世代の山田氏の自分史は興味深い。
「蝶々の纏足・風葬の教室」を読んだ時、この人天才! と思った。
川端康成
禽獣
加山又造の挿絵は美しいけれど。
あまりにも我儘で残酷。
動物好きな人は決して読まないで下さい。
井上靖
氷壁
蒼き狼、天平の甍
は素晴らしかったけれど。
昭和の男どもは頻繁に煙草を吸う。登山中にさえも。
はあぁ!? 灰は? 吸い殻は? 持ち帰ったでしょうね!?
とイラッとする。
ザイル製造会社のプライドや、男女の五角関係?!など非常によくできたストーリー。
誰も幸せにならない悲しい結末。
又吉直樹
月と散文
鑑賞に浸る自分が恥ずかしい。希望を抱く自分も恥ずかしい。
(恥ずかしいだらけのところ、私と一緒だ。いい歳して恥ずかしがりやは恥ずかしいけれど。
“読了”という言葉使うの恥ずかしい、“… と繋がりたい” という言葉も使うの恥ずかしい。)
アルウィン・クローショー
アルウィンの30分間画法
尊敬するアルウィン・クローショー氏。
素朴な風景を情感たっぷりに描かれる。
私の好きな画家
佐伯祐三、松本竣介、アンドリューワイエス、ターナー、ロートレック。
散歩道の花、
スイカズラ いい匂い!
テイカカズラ
モンマルトル、サクレクール寺院、完成。
もっと薄くあっさりと描きたかったけれど……。
まだまだ修行が足りない。





































































































































































































































