本当はしなくていい怪我と故障/シンスプリント | 奈良|パーソナル|痛みがなかなか取れない人の整体トレーナー|関西

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なかなか取れない痛みや調子が戻らない悩みを持つ人に、身体と心、双方から解決に導く情報を発信しています。

子どもさんのケガや故障のことで、よくご質問をいただきます。


私もかつては心を痛めた親の一人、それが高じてトレーナーにまでなった人間なので、こもごものお気持ち、お察し致します。

 


というわけで、ご質問への答えもかねて、スポーツトレーナー目線での情報も発信していきますね。


まず、ケガと故障がどう違うのか説明すると

ケガは突発的・偶発的に起こる事故みたいなもの

・故障はオーバーワークや
ズレた積み重ねで起こる自損事故みたいなもの、です。



そう言うとケガの方は、致し方ないものとして片づけられそうですがさにあらず。


「急に突っ込んでこられたし!」
「だって避けようがなかったもん…」

…的なケガも日頃の取り組み方で、防げた&重くならずに済ますこともできたと考えています。

 

何にせよケガ・故障については、「どうしてそうなるの?」が理解できると、不必要に苦しむことはないし、親子で幸せに生きる資本が手に入ります(^-^)



では第1弾は、脛(すね)に起こる故障、シンスプリントについて。

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シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎のこと。

文字通り、脛(すね)の骨膜が過労により炎症を起こした状態で、男子より女子の方が起こる割合が高い(1.5~3倍)です。


(性差の大きな理由は女子の方が骨盤が広く関節や筋肉が柔らかいから)


炎症はカラダの一部が、火事で酸欠になってると思って下さい。

熱で息もできない、みたいな感じです。

 


 

何かにぶつけたとか、誰かに蹴られたとかじゃなく、脛骨の真ん中から下の方に炎症が起こった。



ということは、そこに何かしら「ねじり」が入ることで摩擦が生じ、傷ついてしまったと考えられます。

 

 

骨膜は、骨をすっぽりコーティング保護する以外に、骨のある層に血液(栄養と酸素)を送って強化する役目があるのですが



①傷ついて炎症がひどくなると
栄養も酸素も行き届かなくなる→


②栄養や酸素が来ない状態が続くと

滞り(とどこおり)が生じる→

③滞ると硬くなってさらに酸欠になる→

④酸欠で組織が弱り亀裂が発生→

 

⑤疲労骨折

(レントゲンに写らないくらいの微細な傷)→

⑥何かのきっかけでカンタンに骨折!


(見てるだけで痛くなりますね)


実際は、疲労骨折に進む前に歩くのも辛くなるほど痛みます(←経験者)。

 

 

 

 


 

これはあらゆる「痛み」に共通していますが、そもそも、どこかが痛むときは、そこに集中する形で「ねじり」が入っています。


(反対方向のひねりが複数入るのが「ねじり」です)

 

ねじりが起こる原因としては

・上下の筋肉や関節が変に硬くなってしなやかさがない
・反対にヤワすぎて安定性に欠けるか

のどちらか。

関節は一つじゃないので、たとえばヒザや肘のように、中間にある関節なんかは、過度の硬さ・やわさ両方の影響を受けます。


どこかが過ぎると、どこかが足りなくなる。
エネルギー保存の法則!(ってなぜ力むのかしら(笑))




たとえば、手で木の枝を折ろうとするときや、何かを千切ろうとするときって、まっすぐ一方向だけでは、そうそう折れないし千切れません。

でも、ねじるとたやすいですよね。

 

要は「ねじれ」が起こりやすいカラダは、折れやすく・千切れやすい=故障しやすいカラダと言えるわけです。

(実際に、故障しているカラダは傾きやねじれが激しい)

 


(この彼は股関節の痛みで通ってた子です)

 



このねじれが起こる条件として、シンスプリントの場合は

 

 

1) 扁平足。いわゆるベタ足


 


2) 股関節の内旋しすぎ
太ももの骨がかなり内巻きにハマってる




が大きく作用します。



1)2)どちらも持って生まれた特徴なのですが、ここに加えて

①どんなことをして育ったか=環境
②どんな生活をしているか=習慣


の影響は大きいです。


①は小さいころ、どれだけカラダを使って色んな遊びをしたか

 

②は食べるもの、シューズ、練習の質


①は過去なので、それこそ変えていけませんが、②の習慣はこれからいくらでも変えていけます。

習慣って毎日の少しずつの積み重ねでしょう?

「毎日の少しずつ」の何が良くなかったのかを知って、変えていくことは、持って生まれた特徴を変えるのに避けては通れません。



具体的なことは、また個別にご相談いただくか、体験しにいらして下さい(遠方の方はオンラインでも承ります)。


特に、チームで行う練習の質をこっそり変えていく(チームの方針に逆らわずにリスクを減らす)ことは、根本的な解決に必要です。

 

 

それではまた。
 

 

 

 


 

 

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