自分の気持ちが一番わからない、というお話 | はすのはなメンタルサービス

はすのはなメンタルサービス

虐待家庭で育ち、DVからの訴訟離婚、NPDとの共依存関係等を経験し、心理学・カウンセリングと出会いました このブログでは、私の経験談から学んだことを主に書いています 同じ様な境遇で悩んでおられる方の参考になれば幸いです 

子供の頃から、条件付きの愛に慣れ親しんできてしまったアダルトチルドレン
のちに人生全般に生きにくさという影を落とします


皆さんは、この様なことはないでしょうか?


したい、と思ってしているはずの仕事なのに、

いつも、しんどい、、、
頭や肩、腰が痛い
胸がムカムカする
なんなら、心臓がドキドキすることまであります


疲れているだけだろう、
と痛みどめや胃薬を飲んで毎日を乗り切る


だって、自分がやりたくてしている

仕事なんだから、、、

こんなことで仕事を休んだり辞めてしまったら、

ダメ人間だ、、、


でも、

本当にやりたくてしているんだろうか?



いつから?
誰が決めた?
もっともっと幼い頃にしたかったことはなかったか?
これをしたら、誰かが喜んでくれるからして

いるんじゃないの?

思い出そうと頑張っても、そこには白いモヤが

かかったみたいで、考えるのをやめたくなります


まるで、思い出すな!
と命令されているみたいです


では、お父さんやお母さんに褒められたのは

どんな時か、と思い出してみると、
多くは、大人の都合が良かった時だな、と

思い当たります
自分が本当にしたくて、楽しくて何かをした成果で褒められるということではなかったのです

それどころか、したい!と言ったことは
片っ端からへし折られて薙ぎ倒されていったことがあったのではないでしょうか


斎藤学先生は、著書

「自分のために生きていける」ということ 

寂しくて、退屈な人たちへ

の中で以下の様に述べられています





人間の基本的な感情パターン、人間関係のパターンは、家族関係の中でつくられていきます。

子供は、生まれたとき、全く無力です。親に依存し、親との関係に適応しなければ生きていけません。たとえその関係がどんなにゆがんだものであっても、生きていくためには生まれた家族に適応しなければならないのです。

そこで子供は、「親に適した自分」を形づくっていきます。

〜中略〜

親から拒絶されて育った子供は、自分に対する

確信が持てません。何かしても親から無視されたり、叱られてばかりいると、

「自分はダメなのだ」と思うようになります。

〜中略〜

自分が「よい子」になれば、親から認められる。

今は「悪い子」だから拒否されている。

そういう世界観をつくっていきます。

ダメで劣った自分を許さず、憎みます。

「このままで愛される」という確信が持てず、

つねに「このままの自分では愛されない、

もっと努力しなければ、もっといい子にならなければダメだ」という確信を持ってしまうのです。



周囲の大人に都合良くあるための努力を

常に自分に課してきたアダルトチルドレンは、

自分の気持ち(嫌なことや好きなこと)が

わからなくなっています


無理をして、したくないことをしていても、

若い頃は体力でなんとかなります

でも、やりたくないことをずっとやり続けて

いると、いつかは心も体も限界を迎えてしまうのです



カウンセリングを通して自分探しをしてみませんか?

電話カウンセリング60分3000円です

お気軽にご連絡ください


公式LINE↓