その日の自分のコンディションや気分によって、他者に悪い態度をとって自分の機嫌をとらせようとする人がいます
職場では上司が部下へ
家庭では親が子供へ、
といった場面が多いでしょう
そんな時、健全な人は、スッと機嫌の悪い人から離れて距離を置くことができます
しかしながら、幼い頃から親の機嫌をとり続ける必要のあったアダルトチルドレンは、敏感に機嫌の悪い人を察知し、顔色を伺い、機嫌をとることに専念します
そして、相手の機嫌が良くなれば一旦はよしとなりますが、相手が調子に乗ってちやほやしてもらおうとやっきになり、余計に機嫌の悪い態度をとることもしばしばあります
そんな時、毒親育ちのアダルトチルドレン気質の方は、相手の気が済むまで機嫌を取り続けることになります
加藤諦三先生は、『被責妄想』ということを
仰っています
端的に言うと、
相手の機嫌の悪さは自分に責任があるのではないか、と思い込むこと
この、被責妄想から、周囲の人のご機嫌とりに
終始してしまうことは、とてもエネルギーや時間を無駄に遣ってしまいます
大人ということについて、いくつか定義づけられますが、私は、キャメレオン竹田さんの言う、
自分で自分の機嫌がとれること
ということが一番しっくりきています
自分の機嫌の悪さを、周囲に撒き散らして
ちやほやしてもらおうとすることは、
大人のすることではなく、
赤ちゃんのすることです
もしも、職場や家庭で、近しい人の機嫌が悪く
居心地の悪いことがあれば、
心の中で『バブー』と言って
その場から離れましょう
いかなる場面でも、あなたが誰かの機嫌をとる
必要はありません
自分で自分の機嫌をとることの方が大切です
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