11月30日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』より
危険?抑止?日本に必要なのは
非核三原則か、核武装か?より引用
航空自衛田前幕僚長:田母神俊雄氏
核兵器を持たなければ、結局、核抑止力っていうのは低下する訳ですね。だから日本がアメリカの核の傘に入るって言ってる訳です。でも日本は、三原則があってですね、核兵器については非常にダメな訳ですね。
やしきたかじん氏
じゃあ・・・皆さん一言ずつどうぞ・・・
陸上自衛隊元中部方面総監:松島悠佐氏
核はね、2つの方法しかないです。アメリカの核をちゃんと使うようにするか。自分で持つか。それしかないですよ。アメリカの核を有効に使うにはどうするかって言ったらあの・・・〝持ち込ませず〟みたいなことはできないですよ。だから、例えばヨーロッパがやっていたようにね、ちゃんとアメリカの中距離弾道ミサイルをここに配備して、「何かあったら、撃つぞ!」という様なところまでね、アメリカの核を使うようにすると、これが1つの方法ですよ。それでもね、やっぱり物足りないというか・・・不安だったらね、結局自分で持たなければ仕様がないですよ。
やしきたかじん氏
川村さんは、どうですか?
海上自衛隊元海将補:川村純彦氏
最初からですね、〝非核三原則〟厳守、あるいは核を絶対持たないという考え方を持つことについて、私は絶対反対です。あらゆる可能性を考えて検討すべきでありますし、ここで私が言いたいことは、同盟に頼るということ、これは非常に危険なことだと思います。同盟はですね、確かに平和を守り、安全を保障してくれますけも、運命まで一緒にしてくれません。最後の手段としてですね、どうするかこの問題はしっかりと考えなければならないと思います。
三宅久之氏
その通り
勝谷誠彦氏
同盟ではなく依存ですからね。
川村氏
南シナ海の海南島の沖に、中国が新しく原子力潜水艦あるいは、潜水艦の基地を作りました。非常に新しい展開で、あそこに原子力ミサイルを発射できるような潜水艦が展開します。非常にこれから、この付近の海域が非常に不安定になると思いますね。
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産経新聞 に載っていた外交評論家・岡本行夫氏のご意見によると、
中国は穏やかになってきたから、
そろそろ中国のワルクチを言うのも、
過去の話をするのも止めて前を見ないか!
ということらしいですが・・・
過去の話をするのは中国側であり、
この方は上記原潜の話には何と仰るのでしょうね。
これだけの軍拡をして威圧してくる国のどこが穏やかなのか・・・
話になりません。
ついでに、アメリカの次期国務長官に、
ヒラリー・クリントンさんが就任されるようですが、
夫のクリントン大統領時代を思い出せば、
これも日本にとっては厳しそうですね。
ある意味中国を見習って、
強かな外交を行う必要があります。
それから、同番組内で田母神氏が以下のようなことを仰ってました。
田母神俊雄氏
私は、この間アメリカに行ったんですね、その尖閣諸島の議論を実はしたんです。尖閣諸島で、日本と中国が対立をしたという時に、アメリカは本当に日本を助けるのかと・・・それで中国がもし、アメリカが(日本に)加勢したら、ワシントンに核ミサイルぶちこむぞっと言った時に、尖閣諸島で本当にアメリカが日本を守る為に立ち上がることができるかと聞いたら、答えられませんでしたね。向こうも・・・
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元海将補の川村氏が仰っていた様に
アメリカが運命まで一緒にしてくれないことは明白です。
甘い現実を無視した考えは、
アメリカにも中国にも通用しないと思います。
いきなり日米安保を解消なんて言うつもりはありませんが、
国の安全保障を他国に依存し過ぎている現状は問題です。
九条が日本を護ってくれるなんて幻想は捨てて、
憲法改正を始めとして防衛問題に関し、
改めて見直す時期が来ていると思います。
日本の運命を決めるのは日本です。
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