②不登校を克服!最初のスモールステップ5つ大公開! | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    【体験談】ASD・ADHDの男の子の不登校スモールステップ5つ!

     

    こんにちは、東ちひろです。

    いつもありがとうございます。

     

    さて、今日は、発達特性の子にもココロ貯金が効くという体験談をお伝えしますね。

    不登校のお子さんを学校に近づけるには、スモールステップで進めるのがいいのです。

     

    宮治ゆみさんは、あの手この手を使ってお子さんのスモールステップを進めます。

     

     

     ASD/ADHDの男の子が不登校を克服し、薬をオフできた話

     

     

     

    ◆スモールステップ

     

    今回は、少しずつできることを増やしていった息子の歩みをお伝えしようと思います。
    2年生のときは、本当に無理のないペースで“半歩ずつ”学校に近づいていきました。

     

    ①家庭訪問

     

    ありがたかったのは、支援員の先生が週に1度、家庭訪問を続けてくださったことでした。


    「来るな」
    「出ていけっ」


    当初は全身で拒否していた息子でしたが、大好きなポケモンを作ってくれたり手紙を書いてくれたりする先生に、少しずつ心を開いていきました。

    「週に一回だったら、来てもいいよ」
    などとえらそうに言って、先生の訪問を楽しみにするようになりました。

     

    ②校門前を通って散歩

     

     ココロ貯金や先生の家庭訪問に救われて、息子の情緒は少しずつ安定していきました。やがて外にも出られるようになったので、よく一緒に散歩しました。

    そんなときはひと工夫。
    わざと校門前を通るルートで郵便局に行ったり、アイスを買いに行ったり。

    先生が校庭に出るタイミングを教えてくださり、時間を合わせて体育の授業を見学することもありました。


    「先生、手を振ってくれなかった!」
    プンプンしながらも、“学校”への関心が少しずつ高まっていきました。

     

    ③忍者登校

    ある日、息子が言いました。
    「誰にも会わないなら、ぼく、学校に行ってもいいよ」
    支援員の先生が、“学校での楽しいこと”を上手に伝えてくださっていたのです。

    「じゃあ夕方、誰にも会わない時間に行ってみる?」
    こうして、はじまったのが“忍者登校”。
     
    誰もいない時間帯にサッと行って、ササッと帰ってくるスタイルです。

    それが「給食を食べたい」という息子のひと言をきっかけに、給食の時間だけ学校に行くようになりました。

    先生が用意してくださったのは、保健室の隣の静かな個室。カーテンとドアを閉めれば、完璧な“安心空間”が完成します。
    こちらから無理に促すことはせず、見守っていると——
    気づけばカーテンのすき間から校庭をのぞいていたり、閉めていたドアを少し開けて廊下の様子を見ていたりしました。

    そのうちに廊下を通って給食を下げられるようになり、廊下で誰かとすれ違えば挨拶し、保健室にいる子とおしゃべりをする姿も見られるようになったのです。

    「せっかくだったら保健室で食べてみる?」
    調子のよい日は、保健室での給食タイムを楽しめるようになっていました。
     
     

    ④交換絵日記

     
    「友だちと遊びたい」
    ある日、息子がぽつりと言いました。

    当時は同学年の子との交流は全くない状態。
    「どうしたら友だちと遊べるかな?」と一緒に考えながら、少しずつアクションを起こしていきました。

    まずは校門から手を振ってみること。
    次は先生に協力してもらって、絵日記を交換してみること

    息子がカブトムシの絵を描いたときに、クワガタの絵を返してくれた男の子がいました。
    「きみ、昆虫好きなの?」


    一枚の絵からつながりが生まれ、ある日、その子が学校の先生と一緒に家を訪ねてきてくれたのです。
    息子は少し照れながら玄関にカブトムシを持ってきて、うれしそうに話をしていました。
     
     

    ⑤体育に合流

    いつもの散歩の途中、体育の授業を見学していた息子がつぶやきました。

    「体育、出たいな」

    これはチャンス!
    体操着にも着替えずに、私服のまま授業に参加させてもらいました。

    その日の体育は4時間目だったので、給食の時間に突入。

    クラスの子たちに「給食は教室で食べようよ!」と誘われ、そのまま教室へ——。

    このように先生やお友だちに助けられながら、息子はいつの間にか「学校はおばけ屋敷」だなんて言わなくなっていました。


    ・調子のわるい日は「別室登校」
    ・少し元気な日は「保健室登校」
    ・もっと調子がよい日は「教室登校」


    その日の体調に合わせて、無理なく登校できる場所を選べるようになっていったのです。



    ーーーーーここまで


    いかがでしょうか。

    次回は
    6年生になったお子さんの様子についてお伝えしますね。
    お楽しみに


    子育て応援していますね。

    東ちひろ
    公認心理師

    スクールカウンセラー

     

     

     

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