【体験談】①「うつ」と診断された大学生が遠隔ココロ貯金で躍動した話(全3話) | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    【体験談】①「うつ」と診断された大学生が遠隔ココロ貯金で躍動した話(全3話)

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつもありがとうございます。

     

    暑いですね。
    お好きな飲み物でご自愛くださいね。

    早速ですが、カウンセラー講座受講生の体験談をお届けいたします。
    今回は、受験生・大学生がいらっしゃるお母さんに勇気の出る体験談です。


    「うつ」と診断された大学生が、遠隔ココロ貯金で躍動した話


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    ☆石橋やえさんのプロフィール☆
    2人のお子さんのお母さん。
    現在大学院の1年生の長男さんは、浪人生活がコロナ禍と重なり、精神的に落ち込みがちに。
    サポートの甲斐あって見事第一志望の東大に合格するも、学部内の激しい競争からメンタルダウン。
    やがて「うつ」の診断を受けてしまう。
    やえさんが子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、長男さんが浪人生の頃。
    ーーーーーーーー

    ■息子の異変
    「ちょっと様子がおかしいから見に来な」

    涼しい秋風が吹きはじめた10月のある日、息子を預けている実家の父から連絡がありました。
    息子は東大を目指して浪人中。幸いわたしの実家が東京にあったため、下宿しながら東京の予備校に通っていたのです。

    しかし、浪人生活がはじまると同時にコロナが蔓延。会いたくても簡単には会えない状況でしたが心配でたまらず、緊急事態宣言のすき間をぬって、新幹線に飛び乗りました。

    再会した息子は、頬がこけ目元もくぼんでいるように見えました。全身から緊張感がにじみ出ていて、追い詰められた心の内がひしひしと伝わってきます。

    ——父が気づいてくれて、本当によかった。

    週末の3日間でなんとか彼を励ますと、一時は元気を取り戻したように見えました。けれども、それほど簡単なことではなかったのです。



    ■コロナ禍の予備校生活
    東大専門の有名なクラスに入学した息子。ところが、講義はすべてリモート授業です。前例のない事態なので仕方がないとはいえ、高い授業料に見合ったサポートが得られないような状況でした。

    「こんな勉強の仕方で、大丈夫なんだろうか……」
    わたしですらそう感じていたのですから、本人はどれほど不安だったことでしょう。さらに追い打ちをかけるように、担任の先生からこんな言葉をかけられたそうです。

    「今年のクラスは出来が悪いから、受かるのは3割だな」
    ——それって、ほとんどの子が受からないってこと?


    コロナの閉塞感と慣れない環境、そして将来への不安……。疑心暗鬼になりながらも必死に勉強を続けるうちに、息子の心は少しずつ追い詰められていったのだと思います。


    ■息子、逃げ帰る
    「疲れたから帰りたい」
    息子から連絡があったのは、共通テストが目前に迫った12月のことでした。

    ——え? 何があったの?
    動揺しながらも、努めて平静を装います。
    「いいよ。帰っといで」
    不安を悟られないように、いつも通りの声でそう返しました。


    今、どんな気持ちでいるのだろう?
    考えるたびに、胸の奥がぎゅっと締めつけられます。

    里帰りの予定は約1週間。

    短い時間だけれど、わたしにできることを、できるかぎりしてあげよう——そう心に決めました。


    ■5日間のココロ貯金

    ——とにかく、ココロ貯金を貯めよう。

    ふだんは何もしてあげられない分、愛情を伝え、寄り添ってあげたい。

    まずは、息子の好物を作って食べさせることから。
    疲れた体を整えるために、整体にもつき添いました。


    「共通テストまで日があるんだから、焦らなくて大丈夫。回復してから、がんばればいいじゃん」
    整体師の先生の温かな励ましに、勇気づけられたようでした。

    「日に当たりな」とも言われたので、毛布にくるまりながら、庭先で一緒に日向ぼっこ。
    天気のよい日には、ちょっとしたドライブにも出かけました。
    近くの湖で東京にはない自然にふれて、ちょっと贅沢なホテルに寄ってケーキを食べて。

    息子が「落ち着かないから」と勉強をはじめたときは、「 暇だったらピアノでも弾いてみたら?」と勧めてみました。
    今だけは勉強から離れ、リラックスした時間を過ごしてほしかったのです。

    彼の奏でるピアノの音に耳を傾けながら、わたしの心は遠い日々へとさかのぼっていました。
    二人三脚でコンクールに挑んだあの時間。そう、あなたは昔から“がんばれる子”だったよね。

    5日ほど穏やかに過ごしたところで、息子が言いました。
    「そろそろ帰るよ」


    ーーーーーここまで

     

     

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    東ちひろ​​​​

     

     

     

     

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    【東ちひろ】

    「不登校であっても、あなたの価値は何も変わらないのよ。」

     

    私はスクールカウンセラーをしています。

     

    子どもたちにそんな話をするんです。

    そう言うとね、子どもを肯定したことになります。

     

    自己肯定感もきっちり高まります。

    自分を認めてもらえたのですから。

     

     

    世の中に「困った子」はひとりもいません。

    ただ、「困っている子ども」がいるだけです。