【体験談】②他人軸で生きてきた女の子が、自分を認められるようになった話(全3話)
こんにちは、東ちひろです。
いつもありがとうございます。
早速ですが、体験談「②他人軸で生きてきた女の子が、自分を認められるようになった話」をお届けいたします。
①はこちら
・・・★お母さんのプロフィール★・・・・
高校3年生のお嬢さんのお母さん。
お嬢さんは中3の2学期以降不登校になったが受験し、私立の進学校に合格。
学業面では心配がなかったものの、幼い頃から繊細で頭の回転の速いお嬢さんの言葉による攻撃が激しく、親子関係や心のケアに悩んで過ごす。
巣立ち前の最後の機会にと子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、お嬢さんが高校3年生になってまもない頃
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◆母、ラストスパートを決意
しかし、家でのわたしへの反発は増すばかり。
—–娘のことを一番に考えてきたのに、どこでボタンを掛け違えてしまったの?
考えると泣きたくなります。
「この子の親をやめられるのなら、離婚してもいい」
そう思ってしまうほど、しんどくて追いつめられていました。
けれども、ふと気づきました。
彼女は地方の大学を目指しています。
1年後には家を出ていき、簡単には会えなくなってしまう。
今の状態のままで、離れてしまっていいの?
——あと1年で何かできることがあるのなら、全力でやってみたい。
そんなとき、「子育て心理学カウンセラー養成講座」と出会いました。
今までの経験はいったん捨てて、ゼロから子育てを学ぶ。
学んだことを試行錯誤しながら、実践していきました。
ところが——。
娘にはなかなか響くものがなかったのです。
◆ひとつだけ効いたココロ貯金
最後にやっとたどり着いたのが、話を「聴く」ことでした。
以前から娘の話はちゃんと聴いているつもりでしたが、実は落とし穴があったのです。
彼女の話はむずかしいので、わからない言葉が出てくるとスマホで検索していました。
すると、
「お母さんは、わたしよりスマホの方が大事なの?」
「わたしのことは育てる気がないの?」
「育てる気がないのになんで産んだの?」
と全く違う角度からたたみかけてくるのです。
講座を受けてふと思いつき、スマホは玄関に置いて部屋には持ち込まないことにしました。
そして、娘が話し出したら、途中で口を挟まず最後まで言わせてあげるように心がけました。
少しでも意見を挟もうものなら「あなたの意見は求めてない」「その役割あなたに求めてない」とややこしくなるので「うんうん」とうなずきながら、ひたすら聴き続けます。
ときには0時をまわっても、娘の話は続きました。
けれども、ひととおり話し終わるとすっきりした様子で「バイバイ」と部屋を出ていくのです。
だんだんとパターンが読めてきて、娘から「バイバイ」が出るのを待てるようになりました。
彼女の話はむずかしくてとても長い。
最後まで聴けたのはちひろ先生のおかげです。
娘が話し出すと、脳内にちひろ先生が出てきて「ココロ貯金を貯めるチャンスですよ」「チャンス、チャンス!」とささやくのです(笑)。
◆不登校、再び!?
娘の話をたくさん聴いて心の距離が縮まった気がしていた矢先——
「わたし、全力で学校休むから」
またしても、娘が不登校宣言をしました。
学校で受けた模試についてお友達と話していたところ、お友達のちょっとした言まわしに過敏になってしまったようです。
模試のC判定にもショックを受け、パニックになっていました。
「今まで何もかもを犠牲にして学業に専念してきたのに、わたしは自分の努力に裏切られたあっ」
「これ以上、勉強も努力もできない」
そう言って、学校を休むこととなったのです。
ーーーーーここまで
続きをお楽しみに
ご自愛くださいね
公認心理師
東ちひろ
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