後編【毎夜2時間、泣き叫んでいた女の子の自己肯定感が再生された話】 | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    後編【毎夜2時間、泣き叫んでいた女の子の自己肯定感が再生された話】

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつもありがとうございます。

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    早速ですが、【毎夜2時間、泣き叫んでいた女の子の自己肯定感が再生された話】の続きをお届けします

     



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    ☆お母さんのプロフィール
    2人のお子さんのお母さん。
    現在高校3年生の長女さんが中学生のときに、激しい癇癪(かんしゃく)に悩まされる。
    子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、受験が迫る中学3年の冬。
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     ■高校での変化

    高校に入りたての頃は疲れが激しく、情緒も不安定でした。

    入部した吹奏学部が強豪だったので、土日も練習。

    ついていくのも大変そうで、例のごとく泣きじゃくる日もありました。

    けれども徐々に徐々に、様子が変わってきたのです。



    トリセツの精度が上がったのかもしれません。

    娘が不安定になる時期を予測できるようになり、わたしの負担感は緩和されていきました。

    吹奏楽の大会前の追い込み時期や、高1での宿泊体験。

    「初めてすること」や「予定変更」が苦手なのだと、傾向と対策がつかめてきたように思います。



    「初めてのことって不安だよね」
    と娘の感情を言語化してあげると本人も、
    「そうだ、初めてだから不安なんだ」
    と理解できるようでした。


    パニックになり泣いてしまっても、落ち着いてから「今、こういう感情だったね」と話せるようになったのは大きな進歩。

    本人も「うんそうだった」と受けとめて、「予定が変わったから不安だった」と、客観的に自分を見つめられるようになってきたのです。


    実は失敗談もあります。

    娘といろいろ話せることがうれしくて「こんなやり方もあるよね」とアドバイスしたことがありました。

    すると途端に娘の表情がゆがみ、
    「わけわかんないことを言うから、余計わからなくなった」
    と、パニックが増幅してしまったのです。

    娘なりにいろいろ考えているのだ、親が選択肢を増やすのは得策ではないのだ、とトリセツを更新しました。


    ■「ワァーワァー」が「ポロポロ」に

    早いもので、娘は高校3年生になりました。

    あと少しで大学受験。

    相変わらず頑張り屋で、1日10時間以上は勉強しています。

    アプリで勉強時間を記録して「今週は達成率100%!」などと励みにしています。


    えらいなあと感心しつつ、それ以上にわたしがうれしく思うのは達成「できなかった」ときの捉え方。

    昔だったらワーッとパニックになるはずですが、今は「まあいいや」とクールです。

    許容範囲が広がって肩の力が抜けた感じ。

    怒ったり泣いたりしても短い時間でおさまって、総じて情緒が安定しています。


    泣き方も変わりました。

    泣き叫んでいた中学生の頃とは違い、感情をリセットするかのようにポロポロ、ポロポロ泣くのです。


    昔「なんでそんなに癇癪を起こすの?」とたずねたときに「泣いたらすっきりするから」という答えが返ってきたのを思い出します。

    その傾向は今も続いていて、頭がいっぱいになってしまったとき、泣いて浄化させているのかもしれません。




    ■自己肯定感を育んだ環境

    娘は今、ものすごく自己肯定感が上がっています。

    どんなことにも意欲的で、お友達には「その性格がうらやましい」と言われるそうです。


    「あんまり落ち込まないんだよね」
    あっけらかんと言い放った娘。

    「それはいいことだね。すごく成長したね」
    と応じると、
    「自分でもそう思う」
    と、にっこり。


    吹奏楽部では「企画長」というポジションに立候補。

    多くの候補者の中から先輩たちに選ばれて、顧問の先生に怒られたり困難にぶつかったりしながらも、乗り越えてきました。

    成功体験を積み、周りの信頼も得て、置かれた場所で活躍できたことが自信につながったように思います。


    中学3年生の下の子が荒れていると
    「中学生って大変だよね」
    と自分のことは棚にあげ、下の子に寄り添っているときがあります。

    漠然と「大変だった」記憶だけが残り、「毎日泣きわめいていた」ことは覚えていないようです(笑)。


    ■今、思うこと

    感情を制御できなかった思春期の娘とわたしを救ってくれた、唯一の「特効薬」がココロ貯金でした。



    白状します。

    「お子さんのよいところを見てみましょう」と言われたとき、娘の長所が一つも思い浮かびませんでした。

    ココロ貯金をはじめた頃は「さあ、ココロ貯金タイムだ」とスイッチをいれて、努力して娘につきあってきたのです。


    ところがいつからか「可愛いなあ」と感謝や愛しさが自然に湧き出るようになり、努力しなくても娘にココロ貯金をあげられるようになっていたのです。

    親子の絆が深まったと感じています。


    永遠につづく気がしたあの長い夜は、娘とわたしに必要な時間だったのかもしれません。

    必死だった日々が今は愛しく、「子育ての醍醐味」を味わわせてもらっています。



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    ☆お母さんが実践したココロ貯金
    ・わが子の“取扱説明書”を作って、子どもと共有
    ・気がすむまで泣かせた後に、頭の中を一緒に整理
    ・アドバイスをせずに「聴く」

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    色々と流行しています。

    ご自愛くださいね。


     

    子育て応援していますね。
     


    公認心理師

    東ちひろ​​​​

     

     

     

     

     

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